男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

かすかな光へ

  • かすかなひかりへ
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    65.0点(2人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 戦争
製作国 日本
製作年 2011
公開年月日 2011/7/30
上映時間 84分
製作会社 ひとなるグループ
配給 ウッキー・プロダクション
レイティング 一般映画
アスペクト比 4:3
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ ビデオ 他
音声 不明
上映フォーマット DV

スタッフ

キャスト

出演(声)谷川俊太郎 
津嘉山正種 
ナレーション山根基世 

解説

教育研究者であり東京大学名誉教授でもある大田堯氏が辿ってきた人生と、教育に賭ける情熱を追ったドキュメンタリー。谷川俊太郎の同名詩集に収められた詩を、谷川本人の朗読で挿入。監督は、夜間中学を取材した「こんばんは」などの作品で青春と学びを描いてきた森康行。「石内尋常高等小学校 花は散れども」の林光が音楽を担当。

あらすじ

93歳の教育研究者、大田堯の挑戦。それは、一兵卒として経験した戦争から始まった。そこで彼を待ち受けていたのは、36時間の生と死が交錯する漂流だった。生きる力を試されたジャングル生活。生活に根ざす知恵と力を身につけた農民兵や漁民兵など労働者たちとの出会い。自分は一体何のために生きているのかと、プライドはズタズタにされた。敗戦直後。さまざまな職業の住民が参加した“民衆の学校”作りに取り組むが、挫折。そして、自ら働く人たちの中に飛び込んでいった共同学習。それは村の不良青年と生活を共にし、学ぶことを通して、初めて心と心を通わせることのできた学習体験だった。やがて訪れた高度経済成長時代は社会も教育の姿もガラリと変える。国を被告とする家永教科書裁判、人間の絆が断ち切られる孤独化現象。大田堯の人生は戦後と真正面から向き合っていく。そのなかで掴んだ教育とは、“教え育てる”という従来の教育観を根底から覆すものだった。そして大田は今、自然の摂理に沿った、生命あるものの絆の再生を目指す。

関連するキネマ旬報の記事

2011年8月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評:「かすかな光へ」

2011年8月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「かすかな光へ」

文化映画:「かすかな光へ」