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デンデラ

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  • 平均評点

    57.3点(155人)

  • 観たひと

    250

  • 観たいひと

    21

  • レビューの数

    26

基本情報

ジャンル 社会派 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2011
公開年月日 2011/6/25
上映時間 118分
製作会社 「デンデラ」製作委員会(制作プロダクション ザフール/制作協力 庄内映画村/企画協力 新潮社)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督天願大介 
脚本天願大介 
原作佐藤友哉 
企画中沢敏明 
遠谷信幸 
製作中沢敏明 
遠谷信幸 
共同製作冨木田道臣 
高津祥一郎 
プロデューサー厨子健介 
古賀俊輔 
湊谷恭史 
庄内担当プロデューサー丸山典由喜 
共同プロデューサー宇生雅明 
撮影古谷巧 
美術稲垣尚夫 
装飾相田敏春 
音楽めいなCo. 
録音加来昭彦 
整音矢野正人 
音響効果柴崎憲治 
照明高坂俊秀 
編集阿部亙英 
衣裳千代田圭介 
ヘアメイク小沼みどり 
キャスティング吉川威史 
ラインプロデューサー新野安行 
製作担当坪内一 
助監督千村利光 
スチール西永智成 
視覚効果岡部淳也 
特殊造型岡部淳也 
タイトルスズキコージ 
製作委員会千野毅彦 
谷澤伸幸 
関はる美 
鹿島美穂 
清水亮 
石井博之 
武内英人 
内藤博志 
古川一博 
工藤慎吾 
高津鉄也 
豊平里志 
増田龍治 

キャスト

解説

佐藤友哉の同名小説を「世界で一番美しい夜」の天願大介監督が映画化。70歳になると老人を姥捨てする風習が残る山間部を舞台に、捨てられた老婆たちが困難な状況に立ち向かっていく姿を描く。出演は「ジーン・ワルツ」の浅丘ルリ子、「あしたのジョー」の倍賞美津子、「必殺!5 黄金の血」の山本陽子、「武士の家計簿」の草笛光子。

あらすじ

雪が積もった貧しい山村。70歳を迎えた斎藤カユ(浅丘ルリ子)は村の掟に従って息子に背負われ、姥捨ての場所であるお参り場へと向う。一人お参り場に残された彼女は、極楽浄土へ行けると信じながら体力が尽きて倒れる……。カユが見知らぬ建物の中で目を覚ますと、周りにはカユよりも前にお参り場へ捨てられた老女たちがいた。すでに亡くなったと思っていた彼女らはデンデラという共同体を作って今も生きていたのだ。カユはデンデラを作った三ツ屋メイ(草笛光子)の元へと連れて行かれる。メイは30年前に山へ捨てられたが生き残り、この場所を作り始めた。そして自分たちを捨てた村人に復讐するため、村を襲撃できるだけの老女が集まるのを待っていたのだ。カユは丁度50人目のデンデラ入居者。時が満ちたと感じたメイは計画の実行を宣言する。だが一刻も早く極楽浄土へ行きたいと願っていたカユは、その考えに賛成できなかった。椎名マサリ(倍賞美津子)も復讐には反対で、それより自分たちが冬を生き延びるための食糧を蓄えるべきだと主張した。すでに生きる望みを持たないカユは、マサリの意見にも同調できなかった。そんな中、カユはデンデラで、自分の唯一の親友だった黒井クラ(赤座美代子)と再会。元々体が不自由だったクラは、早く姥捨てされて神に召されたいと願っていたが、その彼女までもが死ぬのを怖がって生き続ける姿にカユの心は揺らぐ。狩猟のエキスパートで、現実的に物事を見つめて行動する浅見ヒカリ(山本陽子)らと触れ合いながら、ここで暮らし始めたカユだが、これからどう生きていけばいいのか気持ちは定まらなかった。やがてメイの計画が機を熟し始めた頃、カユの気持ちを変える衝撃の事件が持ち上がる。再び生きる気力を取り戻したカユが向かう先に待っていたものとは……。

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