パリ北部、郊外のとある街。ギャングに仲間を殺された警官たちは、復讐を決心し、行動を起こす。仲間のことを第一に考える刑事ウィセム(ジャン=ピエール・マルタンス)、タフな紅一点の女刑事オロール(クロード・ペロン)らは、ギャングが潜伏する古い高層ビルに乗り込んでいく。警官たちとギャングの間で、激しい銃撃戦が始まる。しかし決着がつく前に、彼らの前に予期せぬ侵入者が現われる。それは、数え切れないほどのゾンビの群れだった。新鮮な人肉を求めて襲ってくるゾンビたちは、ビル内を血みどろの修羅場に変える。警官たちは大混乱に陥ったこのビルから脱出するために、やむを得ずギャングたちと協力して、ゾンビに立ち向かっていく。しかし極限状態のサバイバルのなか、新たな対立が生まれていく。