人気絶頂の真っ只中、電撃引退を発表したトップヴォーカリスト樹里。そして、残されたのは4人のバックダンサー、ミウ(平山あや)、よしか(hiro)、ともえ(ソニン)、愛子(サエコ)。華やかなステージを失くした4人。新米マネージャー茶野(田中圭)と共に、活動を再開するも、メインのいない彼女たちに、仕事はこない。そんな4人に、茶野は時代遅れのロックバンド・スチールクレイジーとの共同ライブを企画する。しかしスチクレのヴォーカル、ジョージ(陣内孝則)はよしかとの間に秘密を抱えていることを本人もまだ知らない……。そして茶野はダンスへの思いを熱く語るミウに惹かれ始めていた。そんな中、後輩ユニットが売れ始めたことから、事務所は、バックダンサーズの解散を決める。最後のステージは、なんと後輩たちの前座。本番直前に、これが最後だと知った4人は、ショックのあまり客の前で大ゲンカを繰り広げ、レコード会社をクビになってしまい、メンバーはバラバラに。だが茶野はバックダンサーズ再結成を願い、走り始める。これまで与えられるだけだったステージを自分達で創りだし、そこに”自分の居場所”を見つけ出すために。