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水の花

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  • 平均評点

    64.4点(20人)

  • 観たひと

    29

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2006/8/5
上映時間 92分
製作会社 PFFパートナーズ
配給 ぴあ/ユーロスペース
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督木下雄介 
脚本木下雄介 
製作矢内廣 
近藤邦勝 
黒坂修 
高野力 
中嶋孝夫 
プロデューサー天野真弓 
撮影丸池納 
美術尾関龍夫 
録音松本昇和 
照明吉角荘介 
編集普嶋信一 
助監督大石誠 

キャスト

出演寺島咲 美奈子
小野ひまわり 
津田寛治 隆司
田中哲司 圭介
黒沢あすか 詩織

解説

幼い頃に母親に捨てられた中学生が小学一年生の異父姉妹と出会い、抗えない暗い感情と嫉妬を抱く。誰もが通過する思春期の鋭利な残酷さと、清冽さを見事に描いた作品。第15回PFFスカラシップ作品となる本映画の監督を務めたのは、弱冠24歳の木下雄介。主演は「理由」「青いうた/のど自慢青春篇」の寺島咲と、本作で映画デビューを果たした小野ひまわり。

あらすじ

中学生の美奈子(寺島咲)の母親・詩織(黒沢あすか)は、美奈子が幼い頃、父親・圭介(田中哲司)とは別の男・隆司(津田寛治)との間に子供を作って家を出て行った。それからは父親との、ふたりの生活が続いている。美奈子は母親に対して、憎しみの感情を捨てきれない。ある日、美奈子は意を決したように、母親が住んでいるという団地へと向かう。そこで見たのは、母親と、義理の妹にあたる幼い優(小野ひまわり)が連れ添っている姿だった。しかし二度の離婚で、詩織自身も追い詰められていた。優も言いようのない寂しさと戦っていた。ある日、美奈子はひとり町を行く優の姿を捕らえ、話しかける。やがて夜になり、意を決したように美奈子は、優に海を見に行こうと誘う。ふたりは海のそばにある、いまは亡き美奈子の祖父母が住んでいた町を目指した。堤防の突端を目指し歩くふたり。海にさわろうと、手を伸ばす優。背後にしのびよる美奈子。しかしなにかを諦めたように踵を返す。一方、ふたりの家では彼女たちがいなくなったことで混乱していた。海から近いその家で、美奈子と優のささやかな、そして大人の勝手な生活や思惑から離れた、新しい生活が始まっていた……。

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