人事制度改革に着手することになった鈴木建設。しかし、経営コンサルタント会社“オメガ・コンサルティング”の合田と薫の提案に、スーさんだけは早急な改革が安易なリストラに繋がらないか不安を覚えていた。一方その頃、スーさんの心配など露知らず、新課長の舟木を丸め込み、まんまとリフレッシュ休暇をゲットして秋田へ釣り旅行に出かけたハマちゃんは、水産試験場で働く青年・哲夫と意気投合。新幹線の中で偶然知り合った薫が哲夫の同級生だったことから、彼の家で楽しい酒宴を繰り広げるのだが、その席でハマちゃんが鈴木建設の社員であることを知った薫は、型破りな社員がいることが鈴木建設をここまで発展させて来たのだと悟る。そして帰京後、かねてより自分の仕事に懐疑的だったこともあって、会議の場で今回の提案は鈴木建設に適していないと意見を翻した彼女は、責任を取って辞職すると、故郷で哲夫との結婚を決意するのだった。そんなふたりの仲人に選ばれたのはハマちゃん夫婦。秋田の水族館の落成式に出席することになっていたスーさんのお供と言う名目で秋田に向かったハマちゃんは、しかし結納そっちのけで釣りを楽しんでしまう。