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必殺始末人

  • ひっさつしまつにん
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  • 平均評点

    50.8点(19人)

  • 観たひと

    25

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇 / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1997
公開年月日 1997/3/1
上映時間 88分
製作会社 衛星劇場(製作協力*松竹京都映画)
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石原興 
脚本鈴木生朗 
製作櫻井洋三 
鍋島壽夫 
プロデューサー佐々木勇 
撮影藤原三郎 
美術原田哲男 
装飾松竹衣裳 
音楽平尾昌晃 
主題歌石川さゆり:(「恋路」)
録音広瀬浩一 
調音鈴木信一 
照明中島利男 
編集園井弘一 
助監督酒井信行 
スクリプター野崎やえ子 
スチール渡辺伸二 

キャスト

出演田原俊彦 山村只次郎
南野陽子 かもめ
俊藤光利 リョウ
樹木希林 おとら
森次晃嗣 白鳥右京
朝香真由美 お駒
伊藤敏八 黒沢河内守
あき竹城 おくま
石倉英彦 古田丈助
石田弘志 乾勘兵衛
芝本正 井筒屋利兵衛
水谷敦詞 亀甲屋与右衛門…下元年世千太郎
楠年明 弥七
諸木淳郎 政吉
斎藤絵里 浮島太夫
ひろみどり お園
東田達夫 徳松
大迫英喜 与吉
神原千恵 酌婦
上野秀年 同心風の男
福中勢至郎 同心
松尾勝人 親方

解説

昨年、中村主水の死を描いた「必殺!主水死す」によって幕を閉じた「必殺」の新シリーズで、陰の世界で悪人を成敗する闇の始末人たちの活躍を描いたサスペンス時代劇。監督は「必殺!主水死す」の撮影監督をつとめた石原興で、これが劇場映画監督デビュー作となった。脚本を鈴木生朗、撮影を「くノ一忍法帖 忍者月影抄」の藤原三郎が担当。主演は「課長 島耕作」の田原俊彦。スーパー16ミリからのブローアップ。

あらすじ

江戸の町の片隅で、鳥籠作りの内職をしながらひっそりと暮らす浪人・山村只次郎は、大阪時代に名うての刺客だった腕を見込まれ、南町奉行所の牢屋見回り方与力・白鳥右京の下で、奉行所でも裁けない悪人を陰で成敗する闇の始末人として働くよう仕向けられた。始末人となった彼は、やはり右京の下で働くお駒の指示で、北町奉行・黒沢河内守を首尾良く暗殺してみせる。その頃、町では紙問屋・亀甲屋に逆恨みした同業の井筒屋の放蕩息子・千太郎が、亀甲屋に火を放つという事件が起きていた。千太郎の罪を知った両親は、家屋敷などの財産の全てと店の看板を亀甲屋に譲れば息子の命は助けてやるという右京の言葉を信じ、証文に署名して自害する。だが、千太郎は拷問を受けて命を落としてしまった。その後すぐ、主人と跡取りを失った井筒屋の看板が、亀甲屋のそれに変えられた。このことに疑念を抱いた差し入れ屋・地蔵屋の女将・おとらは、それが亀甲屋と右京の企みであったことを探り当てる。ライバルである井筒屋の暖簾を奪い経営拡大を狙いたい亀甲屋は、自らの家に火を放ちそれを千太郎の仕業に見せかけることによって、まんまと井筒屋の乗っ取りを成功させたのだ。その悪事の黒幕が右京である。おとらによって、黒沢を消した自分もその計画の片棒を担がされていたのだと知った只太郎は怒りを爆発させ、始末人仲間のかもめとリュウとともに、井筒屋一家と右京に殺された、実はリュウの母親だったお駒の仇をとることを誓い、見事右京を討った。その後、始末人たちは元締めになったおとらの下で働くことになる。

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