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男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

  • おとこはつらいよとらじろうこいやつれ
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  • 平均評点

    72.8点(255人)

  • 観たひと

    368

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    49

基本情報

ジャンル ドラマ / コメディ
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/8/3
上映時間 104分
製作会社 松竹映画
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原作山田洋次 
企画高島幸夫 
小林俊一 
製作島津清 
撮影高羽哲夫 
美術佐藤公信 
音楽山本直純 
録音中村寛 
照明青木好文 
編集石井巌 
助監督五十嵐敬司 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
吉永小百合 歌子
松村達雄 車竜造
三崎千恵子 車つね
前田吟 諏訪博
中村はやと 諏訪満男
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
笠智衆 御前様
宮口精二 高見修吉
高田敏江 絹代
高橋基子 みどり
泉洋子 マリ
小夜福子 歌子の姑
吉田義夫 老紳士
武智豊子 老婆
光映子 温泉芸者
石原昭子 寅さんの花嫁

解説

「男はつらいよ」シリーズ第十三作目。吉永小百合がシリーズ二度目の登場で、未亡人となった彼女との幸せを願って、奪闘努力する寅さんを描いた人情喜劇。脚本は「男はつらいよ 私の寅さん」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

あらすじ

香具師渡世の寅の夢は、カタギの職業について、気立の良い女性を妻に迎えて、東京は葛飾・柴又で暮す、おいちゃん、おばちゃん、そして妹さくら夫婦を安心させることだった。そんな夢が一度にかないそうな機会がやって来た。温泉津というひなびた温泉町で、ひょっとしたキッカケから温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代という人妻と所帯を持とう、と決心したのだった。早速、柴又に帰った寅は、この縁談をまとめるべく、さくらと裏の工場の社長を引き連れて絹代に会いに行った。ところが、その絹代は寅の顔を見るなり、夫が戻って来たことを、嬉しそうに告げるのだった。さくらに置き手紙を置いてまた旅に出る寅。山陰にある城下町・津和野。ここで寅はなつかしい歌子と再会した。二年前、寅の恋心を激しく燃え上らせた歌子は、小説家の父の反対を押し切って陶芸家の青年と結婚したのだが、その後、その夫が突然の病気で亡くなり、今は夫の実家のあるこの町で図書館勤めをしていた。現在の彼女は不幸に違いないと思った寅は「困ったことがあったら、“とらや”を訪ねな」と言って別れるのだった。歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後。人生の再出発をする決意ができた、と語る歌子は、暫くの間とらやの二階に住むことになった。それからの寅は、歌子を励まし、歓ばせるための大奪闘を続ける。歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉のこと。寅は早速、単身修吉を訪ね、歌子の代りに言いたい放題を言って帰って来た。そのことを知って皆が蒼くなっているところへ修吉が現われ、歌子と二年ぶりの父娘の対面となった。一同の心配をよそに、お互の心情を語りあった修吉と歌子は和解するのだった。やがて、歌子は東京に帰って来たもう一つの目的である仕事について、博とさくらにも相談して、悩みぬいた結果、伊豆大島にある心身障害児の施設で働くことを決心した。技術も資格もない彼女が誇りをもって参加できる仕事として彼女はこの職場を選択したのだった。歌子にその決意を聞かされた寅は、ホッとしたような少し疲れたような様子で「よかったネ、歌子ちゃん」と答え、励ますのだった。

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