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つむじ風

  • つむじかぜ
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  • 平均評点

    58.8点(28人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/3/24
上映時間 89分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中村登 
脚色清水俊男 
宮崎守 
原作梅崎春生 
製作深沢猛 
撮影成島東一郎 
美術佐藤公信 
音楽いずみたく 
録音吉田庄太郎 
照明田村晃雄 
編集浦岡敬一 
スチール梶本一三 

キャスト

出演渥美清 陣内陣太郎
伴淳三郎 猿沢三吉
若水ヤエ子 猿沢ハナコ
加賀まりこ 猿沢一子
辻さとみ 猿沢二美
殿山泰司 泉恵之助
川津祐介 泉竜之助
桂小金治 浅利圭介
沢村貞子 浅利ランコ
新沢輝一 浅利圭一
伊藤雄之助 加納明治
環三千世 塙女史
富士真奈美 西尾真知子
小瀬朗 金治
青山宏 銭湯の客
大泉滉 医師
藤田まこと 牧師

解説

東京新聞連載・梅崎春生原作を助監の宮崎守と企画部の清水俊男が共同で脚色、「古都(1963)」の中村登が監督した喜劇。撮影もコンビの成島東一郎。

あらすじ

失業中の浅利圭介が乗用車にはね飛ばされた田舎風の青年、松平陣太郎を連れ帰ったのは、逃げた車の持主を探し出して賠償金をたんまりいただこうとの下心があったからである。車のナンバーから犯人は流行作家の加納明治と風呂屋の猿沢三吉のどちらかであることが判り、浅利が加納に、青年が三吉に当ることになった。この青年松平陣太郎は自ら徳川将軍の末孫と称し、珍奇な風貌、頭の回転と行動力は恐るべきものがあった。彼の調べでは、三吉湯の商売仇に泉湯があり、三吉の娘一子と泉湯の息子竜之助がロメオとジュリエット的悲恋の運命にあることも知れた。一人ほくそえんだ陣太郎が両者をあおったからたまらない。風呂賃の値下げ競争で両家の食卓にはウメボシ、ニボシが並ぶだけとなり家族は栄養失調寸前、そんな時陣太郎は引き逃げ事件を三吉に切り出した。三吉のアリバイはアパートに囲っている女子大生のお妾さん、真知子によって証明されたが、陣太郎は口止め料をせしめることが出来た。一方浅利は、加納の秘書塙女史を何としても攻略出来なかった。業を煮やしてこちらにも出馬した陣太郎は、たちまち引き逃げしたことを書いた加納の日記を手に入れ、まんまと多額の賠償金をせしめた。三吉に真知子の監視役を頼まれた陣太郎は彼女の隣室に移ったのだが、こともあろうに二人の間に愛情が芽生えていた。そうとは知らず三吉は陣太郎を松平家の御曹子と信じて一子と一緒にさせようと計ったので、一子は愛する竜之助と家出してしまった。塙女史が陣太郎は徳川家と無関係であることを調べあげてきたので烈火の如く怒った三吉達がアパートへ押しよせてみると二人の姿はなく、残されていたのは二組の挙式料請求書であった。その頃、陣太郎と真知子、竜之助と一子のカップルは新婚旅行のタクシーに乗込んでいた。

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