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大江戸五人男

  • おおえどごにんおとこ
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  • 平均評点

    69.6点(34人)

  • 観たひと

    51

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/11/22
上映時間 131分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督伊藤大輔 
構成火口会同人 
脚本八尋不二 
柳川真一 
依田義賢 
製作総指揮大谷隆三 
製作月森仙之助 
制作補小倉浩一郎 
撮影石本秀雄 
美術角井平吉 
音楽深井史郎 

キャスト

出演阪東妻三郎 幡随院長兵衛
山田五十鈴 女房お兼
本松一成 倅伊太郎
進藤英太郎 唐犬權兵衛
阿部九洲男 夢の市郎兵衛
三井弘次 佛の小平
市川右太衛門 水野十郎左衛門
三島雅夫 近藤登之助
山路義人 渡邊綱右衛門
山本礼三郎 大久保彦左衛門
高峰三枝子 腰元おきぬ
若杉曜子 召使お初
月形龍之介 魚屋宗五郎
月宮乙女 女房お末
河原崎權三郎 水木あやめ
高橋貞二 白井權八
草島競子 仲居お萬
花柳小菊 花魁小紫
市川小太夫 松平伊豆守
小月冴子 娘妙姫
高田浩吉 高見澤備中守
鮎川十糸子 町芸者かつ

解説

松竹三十周年記念映画として松竹京都撮影所長大谷隆三総指揮の下に、撮影所長月森仙之助の製作、「鞍馬の火祭」の小倉浩一郎が製作を補佐する。構成は火口会同人。脚本は「逢魔が辻の決闘」の八尋不二、「吃七捕物帖 一番手柄」の柳川真一、「愛染橋」の依田義賢の共同。「おぼろ駕篭」の伊藤大輔が監督に当り、同じく石本秀雄が撮影を担当している。配役は、「天狗の安」の阪東妻三郎、「海の花火」の山田五十鈴「南風」の高峰三枝子、「唐人街の鬼」の市川右太衛門、「わが恋は花の如く」の高橋貞二、その他花柳小菊・S・K・Dの小月冴子、高田浩吉、若杉曜子、歌舞伎の河原崎權三郎、河原崎權十郎、坂東簑三郎などである。

あらすじ

武勇を以って徳川側近を護った旗本も、平隱な治世が続くようになってから、冷遇され、その憤懣が色々な形で現われ、水野十郎左衛門を組頭とする白柄組の横暴などもその一つであった。中村あやめ一座の山村座での芝居の邪魔だてをしたとき、町奴幡随院長兵衛が取りなして事なきを得たが、それ以来白柄組は幡随院一家を眼の敵とするようになった。その上、川崎詣りの帰途難儀を救い、食客とした白井權八が吉原で全盛の小紫花魁を白柄組と争い、彼等を敗退させたことが、水野の長兵衛へのにくしみに油をそそいだ。水野は腰元おきぬを寵愛していたが、他に縁談があり、色々と心の迷いに悶々としていた折柄、おきぬが家宝の南蛮絵皿をこわしたことでカッとなり、これを切り捨ててしまった。おきぬの兄魚屋宗五郎は水野の屋敷へどなり込んだが、放り出され、長兵衛へ事の次第を訴えた。長兵衛はいたずらに事を構えるのをきらってこれを静かにしりぞけた。權八は長兵衛のそんな態度にあきたらず、中村あやめに長兵衛の御押しがあるからと偽っておきぬの事を芝居に仕組んで上演させ、旗本の横暴に対する世論をあふったが、そのためあやめは拉致され、水野の屋敷に檻禁された。あやめを引渡すと水野から申入れがあり、子分たちの引とめるのも構わず長兵衛は単身十郎左衛門の屋敷へのり込み、腹を割っての試合にお互いに了解し合うところがあった。しかし長兵衛がすすめられて入浴中、血気にはやった白柄組の一党に押しかけられ、今はこれをそ止すべくもないと悟った十郎左衛門が風呂場の長兵衛を刺したのだった。

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