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炎の肌

  • ほのおのはだ
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/10/19
上映時間 87分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督久松静児 
脚本八住利雄 
原作阿部知二 
撮影高橋通夫 
美術木村威夫 
音楽斎藤一郎 

キャスト

出演三條美紀 近江雪江
根上淳 柏秀一
宮崎準 柏欣二
宇佐美諄 館林高彦
平井岐代子 館林夫人
菅井一郎 高島編集局長
山村聡 雪江の父
星光 松木
丸山修 須田
杉義一 友成
狩野新 三木
菅原謙二 古市時夫
久我美子 七浦好子
河原侃二 七浦松二郎
花布辰男 冬木弁護士
植村謙二郎 牧山猛夫
新宮信子 長谷君子

解説

読売新聞に連載の阿部知二の原作『生きるために』より「奴隷の街」の八住利雄が脚色、「霧の夜の恐怖」の久松静児が監督に当っている。撮影は同じく「霧の夜の恐怖」の高橋通夫が担当している。配役は、「わが一高時代の犯罪」の三條美紀、「東京悲歌」の宇佐美諄、「牝犬」の根上淳、「ひばりの子守唄」の山村聡、「奴隷の街」の久我美子などの他菅井一郎、宮崎準、菅原謙二等。

あらすじ

新太平洋新聞の記者柏秀一は、横浜P・K商事の密輸事件の黒幕と思われる財界の怪物、館林高彦の正体をさぐろうとしていた。秀一はまず館林がパトロンだといわれている秋山バレエ団のプリマ・バレリーナの近江雪江に近づき、その清浄な美しさにうたれた。雪江の弟時夫と秀一の弟欣二P・K商事の責任者七浦松二郎の娘好子の三人は、同じ大学に学び、仲の良いグループを作っていた。七浦は密輸事件で召喚されたがその背後関係に就いて口を割らないため拘置された。好子は父の召喚以来姿を消したが秀一が横浜のとあるバアでその姿を発見し、父七浦を救うためにこの事件に協力することを約束させた。そして彼女は館林の事務所に働くことになった。そのビルの外壁洗いのアルバイトを欣二と共にしていた時夫は恋人好子が館林の事務所にいるのを見て、憤然館林に面会を求めるが冷たくあしらわれ、その痛手から足場を踏みはずして墜死してしまった。この頃から何も知らなかった雪江も館林に暗い影のあることを感じて悩みはじめた。七浦は館林の保釈金で一応拘置所を出されるが、館林の命を受けた千太と鐵の運転するトラックの車輪にかけられ謀殺されてしまった。その上館林は秀一の勤める新太平洋新聞を自分の指金で閉鎖させることにしたが、その最終記事には秀一が苦心してあつめた館林の罪悪資料を全部暴露することにした。館林が偽装事業の一つとして建てた豪華な観光ホテルの落成式の当日来賓の間にその新聞はばらまかれ、騒然たる参会者のざわめきにさすがに館林は色を失った。そして逮捕状を持った当局の手に館林は曳かれて行ったのだった。

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