男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)

  • くらまてんぐかくべいじし
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    58.0点(30人)

  • 観たひと

    45

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/7/12
上映時間 91分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督大曾根辰夫 
脚本八尋不二 
原作大佛次郎 
製作小倉浩一郎 
撮影片岡清 
美術川村鬼世志 
音楽鈴木静一 

キャスト

出演嵐寛寿郎 鞍馬天狗
美空ひばり 杉作
山田五十鈴 礫のお喜代
月形龍之介 近藤勇
永田光男 土方歳三
加藤嘉 隼の長七
原健作 小河原進助
川田晴久 黒姫の吉兵衛
嵐徳三郎 松月院の老僧
三島雅夫 西郷吉之助
田中謙三 原木十蔵
萩町子 長七の妹お種
進藤英太郎 井上幡摩守
有島一郎 板谷伊賀守

解説

製作は「獣の宿」の小倉浩一郎で、大佛次郎の原作から「怪塔伝」の八尋不二が脚本を書き、「獣の宿」の大曾根辰夫が監督に当り、同じく片岡清が撮影を担当。出演者は、「万花地獄」の嵐寛寿郎、「わが家は楽し」の山田五十鈴、「泣きぬれた人形」の美空ひばりなどに、月形龍之介、加藤嘉、川田晴久、三島雅夫、萩町子、進藤英太郎などである。

あらすじ

御用聞隼の長七に使われている子供角兵衛獅子の杉作と新吉が金を落して途方にくれているのを松月院の寺の前で覆面の侍が金を恵んでくれた。その金を見た長七は、その侍こそ鞍馬天狗だと松月院を襲った。杉作は自分を助けてくれた鞍馬天狗を短銃でねらう近藤勇の腕に思わずすがりつき天狗の命を救ったことから長七の折檻を受けるが、天狗はその杉作を救って西郷吉之助にあずけた礫のお喜代と呼ばれる投石の名人は、小河原進助と恋仲であったが、進助の死んだのは天狗のせいだと思い込み彼をつけねらっていたが、大阪城の水牢から杉作の助けで天狗が脱出したあと、単身天狗の寝込みを襲って失敗したお喜代は、やけになってそのまま天狗の住居に居すわっている。そのうちにお喜代は杉作と仲良しになり進助の死が、天狗のためでない事を知るが、その時天狗は西郷の命令で江戸へ立つことになり、その前に近藤からの果し状で東寺へ出かけて行こうとする。東寺で近藤の刀を払い落した天狗は勝敗は又の機にと笑ってそのまま江戸へ馬を走らせた。江戸の天狗から杉作とお喜代への便りに、「私の心に今はじめて怖いと思うもののひそんでいるのを知った……」とあって、お喜代の簪が封じてあった。

関連するキネマ旬報の記事