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貞操の嵐

  • ていそうのあらし
  • Stormy Virtue
  • Stormy Virtue


  • 平均評点

    48.6点(8人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/4/3
上映時間 86分
製作会社 新東宝
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督土居通芳 
脚色村山俊郎 
土居通芳 
原作牧逸馬 
企画柴田真造 
中塚光男 
製作大蔵貢 
撮影森田守 
美術岩武仙史 
音楽米山正夫 
録音沢田一郎 
照明平岡岩治 

キャスト

出演高倉みゆき 曽根百合
林寛 父伸吾
宮田文子 母三輪子
二木てるみ 妹桃代
高島忠夫 八木橋稔
細川俊夫 兄武彦
真山くみ子 母頼子
三ツ矢歌子 妹緋佐子
久保菜穂子 桐原彩子
舟橋元 宗方一郎
魚住純子 高杉耀子
江川宇禮雄 室伏栄造
津路清子 妻浅代
高松政雄 総会屋山田
新宮寺寛 借金取
倉橋宏明 経理部長
高村洋三 山野証券の所員
渡辺高光 山野証券の所員
大江満彦 別な証券会社員
玉井千鶴子 昔の女秋子

解説

かつて毎日新聞に連載された牧逸馬原作の同名小説を「殺人犯七つの顔」の村山俊郎と土居通芳が共同脚色し、「女間諜暁の挑戦」の土居通芳が監督したメロドラマ。撮影も「女間諜暁の挑戦」の森田守が担当。

あらすじ

百合と稔は結婚式を間近かにひかえていた。稔の父が死んだので、フランスに留守中の稔の兄武彦が帰国した。武彦は稀代のドンファンで、美しい百合をみて早くも彼女に関心を抱いた。彼は叔父の栄造と謀って稔を大阪に追いやり、その留守中に百合の貞操を奪った。苛責の念に耐えられなくなった百合は大阪に向った。稔には会えなかった。帰宅した百合には、父の死と母の発狂が待っていた。すべてを知った稔は、兄を罵倒し家を飛び出した。百合の家族に詑びた稔は、すべてを水に流そうと百合にいったが、彼女は承知しなかった。会社勤めをした百合に、武彦はあらゆる方法で脅迫した。百合は肉親のため、稔の幸せのために、すべてをあきらめて武彦と結婚した。しかし、百合は武彦に自分の体に一指も触れさせなかった。百合は今でも稔を愛していた。武彦は百合の復讐を受けヤケになった。栄造は総会屋の山田と組んで、武彦の会社を乗っ取ろうとした。ある日、百合は友人の一郎から稔が彩子と結婚するから、邪魔をしないでくれといわれた。その夜、百合の母は稔や妹の桃代の看護の効もなく死んだ。稔は百合の行為を責めた。百合は生活費を稼ぐため保険の外交員になった。稔と彩子の婚約が発表された。百合の真意を知った稔が、彼女をたずねたが百合はいなかった。武彦は傷害事件で警察に留置された。稔は百合が自殺するために家出した跡を追った。稔は百合と二人で楽しく遊んだ、想い出の丘の公園で彼女をみつけた。すべての誤解はとけた。二人は明日への希望に胸をふくらませながら、丘を下りていった。

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