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任侠東海道

  • にんきょうとうかいどう
  • Fighters on Passage
  • Fighters on Passage


  • 平均評点

    63.9点(15人)

  • 観たひと

    33

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇 / 任侠・アウトロー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/1/3
上映時間 105分
製作会社 東映京都
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松田定次 
脚本比佐芳武 
企画マキノ光雄 
企画補佐辻野公晴 
玉木潤一郎 
製作大川博 
撮影川崎新太郎 
美術川島泰三 
音楽深井史郎 
録音東城絹児郎 
照明中山治雄 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演片岡千恵蔵 清水の次郎長
大友柳太朗 大政
片岡栄二郎 小政
東千代之介 大瀬の半五郎
加賀邦男 法印大五郎
中村錦之助 桶屋の鬼吉
大川橋蔵 増川の仙右衛門
里見浩太朗 大野の鶴吉
尾上鯉之助 神戸の長吉
伏見扇太郎 久井の才治郎
宇佐美諄 寺津の間之助
大河内傳次郎 大和田の友造
花柳小菊 おしま
植木千恵 千代吉
長谷川裕見子 おきく
千原しのぶ お竹
青柳竜太郎 お相撲常
丘郁夫 鼠小僧の喜代蔵
東日出雄 小川の勝五郎
疋田国男 小栗の初五郎
船洲高也 伊達の五郎
波多野博 江尻の藤太郎
西村幹雄 田中の啓二郎
国一太郎 とば熊
小田真士 石屋の甚吉
島田秀雄 武州の清五郎
人見寛 形ノ原の斧八
藤木錦之助 三吉
梅沢昇 津向の文吉
津村礼司 仙吉
中村時之介 勘介
楠本健二 勇造
山内八郎 寅吉
上代悠司 藤吉
伊東亮英 清六
星十郎 新井の新太
大文字秀介 大八
有馬宏治 勘八
時田一男 金太
水野浩 宗右衛門
牧宏樹 松屋太兵衛
中村幸吉 長七
江村満和 忠吉
高松錦之助 作兵衛
吉田利江子 妙光
松浦築枝 おかね
村田宏二 茂兵衛
尾上華丈 七右衛門
団徳麿 甚吉
小金井修 与吉
梅村直次郎 善六
薄田研二 安濃徳次郎
山形勲 角井門之助
吉田義夫 福山喜八郎
原健策 神沢の小五郎
富田仲次郎 勝沼の平吉
清川荘司 手島の久五郎
阿部九洲男 祐天仙之助
進藤英太郎 丹波屋伝兵衛
香川良介 雲風の亀吉
徳大寺伸 熊太郎
月形龍之介 武井の安五郎
市川右太衛門 吉良の仁吉

解説

昨年の「任侠清水港」以来、恒例の東映新春オールスター映画。「天狗街道」の比佐芳武の脚本を、「恋風道中」の松田定次、川崎長太郎が監督、撮影。「はやぶさ奉行」の片岡千恵蔵、大川橋蔵、千原しのぶ、「朝晴れ鷹」の大友柳太朗、「恋風道中」の中村錦之助、「佐々木小次郎 (前篇)(1957)」の東千代之介等が主演。イーストマン東映カラー。

あらすじ

清水港の清水次郎長は、一家二十八人衆を引きつれて、東海道の秋葉祭にのりこんだ。それというのは、乾分増川仙右衛門の伯父を殺し、女房のおしまを拐かした沼津の三人組が、諸国の貸元たちが賭場を開く、この界隈に現れるのを知ったからだった。次郎長は、貸元大和田の友造を仲にたて、安五郎にかけあったが、三年前、三人の盃を水にしたとつきかえす安五郎や、安濃徳次郎、丹波屋伝兵衛たちの罵倒を浴びて引下った。甲州では桶屋の鬼吉が、安五郎一家に押しかけたが、すでに旅に出た後だった。もうこれまでと次郎長一家は安五郎を斬って、安濃徳らを追って府中と三州の二派にわかれた。大政、小政の三州組は、平井の雲風一家の火攻めにあって、寺津に待つ次郎長一派と落ちあった。吉良の仁吉は、次郎長の乾分で若い神戸の長吉のために、伊勢荒神山の縄張り争いを買って出た。仁吉は相手の安濃徳が武井の安五郎や雲風一家と肚を合せて、清水一家に楯つく魂胆と見破った。仁吉は清水一家や長吉のために、女房きくの兄安濃徳との縁をきるため、きくに三下り半をつきつけた。そして清水一家の先頭に立って、荒神山に駈けつけた。死闘をくりひろげる果し合い。仁吉は雲風の亀吉を斬り、丹波屋伝兵衛を刺したが、自らも飛道具のまえに倒れ、全員の無事な顔、沼津の三人組を打って喜ぶ仙右衛門らに見護られながら、安濃徳だけは許してやってくれといって息絶えた。駈けつけた次郎長は、「吉良の仁吉は富士の山にも似た男の中の男だった」とつぶやいた。

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