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有楽町で逢いましょう

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  • 平均評点

    70.3点(29人)

  • 観たひと

    46

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/1/15
上映時間 97分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督島耕二 
脚色笠原良三 
原作宮崎博史 
企画川崎治雄 
製作永田秀雅 
撮影秋野友宏 
美術仲美喜雄 
音楽大森盛太郎 
録音西井憲一 
照明久保田行一 

キャスト

出演京マチ子 小柳亜矢
川口浩 小柳武志
北林谷栄 小柳てつ
菅原謙二 篠原練太郎
野添ひとみ 篠原加奈
叶順子 島崎房江
山茶花究 前田三郎
春本富士夫 丸山
南左斗子 山中貞子
浪花千栄子 よね
小野道子 新子
岸輝子 木下
北原義郎 清水
浜口喜博 広田
品川隆二 アナウンサー
平井岐代子 関根夫人
金田一敦子 関根令嬢
小笠原まり子 小柳家女中

解説

『平凡』連載の宮崎博史の原作を「サザエさんの青春」の笠原良三が脚色し、「九時間の恐怖」の島耕二が監督した青春恋愛メロドラマである。撮影は「誓いてし」の秋野友宏が担当した。主演は「穴」の京マチ子、菅原謙二、「地上」の川口浩、野添ひとみの各コンビ。ほかに北原義郎、小野道子、品川隆二、北林谷栄、山茶花究などが助演している。色彩は大映カラー。

あらすじ

フランス帰りの新進デザイナー小柳亜矢は、パリ仕込みの奇抜なデザインで大阪の女性をあっと言わせた。意気揚々、彼女はその夜の列車で東京に向った。偶然隣りに乗り合わせたスポーツで鍛えあげた逞しい体の建築技師篠原練太郎の足を踏んだのも気がつかない興奮の仕方であった。それでも練太郎が、亜矢が花形デザイナーとして紹介されている週刊誌をこともなげにまるめ、駅弁にパクつくのを見て、柳眉を逆立てるのだった。数日後、亜矢が日ごろ可愛がっている女子短大生篠原加奈が、亜矢の入念なデザインの服を兄に散々酷評されたと仕立直しにやって来た。ちょうど居合せた亜矢の弟、大学のフットボール選手の武志はどれでも好きなのをもってゆけよと加奈に言って、すっかり仲好しになった。ところがこれを知った亜矢はカンカンになった。……挙句、加奈の兄のところに押しかけたが、意外にも兄とは練太郎のことだった。勝気と朴念仁とのトンチンカンの論争をよそに、加奈と武志は仲良く語り合っていた。ある日、補欠の武志の奇蹟的プレーで逆転勝となった試合の帰り、武志は加奈の寮の窓によじのぼって彼女と熱い口づけを交した。しかしこれが舎監に見つかり、またまた亜矢と練太郎は大論争したのである。--亜矢に加奈との結婚を反対された武志は、大阪の乳母のもとへ行こうと有楽町で加奈と合うこととなったが行きちがってしまった。この日、百貨店、そごうでは亜矢のファッション・ショーが開かれていたが、散散の悪評に終った。ショーの失敗、弟の家出、人生の壁にぶち当ってしょんぼりした亜矢に練太郎はどこかひかれるものを感じてきた。仕事のため大阪へ来た練太郎、それを追うようにこれも大阪にやって来た亜矢、二人は加奈と武志の結婚を許し、さて、自分たちについては、当分有楽町の女神の前で逢うしかない--と語り合うのだった。

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