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警察日記

  • けいさつにっき
  • The Policeman's Diary,Part 1
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  • 平均評点

    75.6点(125人)

  • 観たひと

    193

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/2/3
上映時間 111分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督久松静児 
脚色井手俊郎 
原作伊藤永之介 
製作坂上静翁 
撮影姫田真佐久 
美術木村威夫 
音楽団伊玖磨 
録音中村敏夫 
照明岩木保夫 

キャスト

出演三島雅夫 石割署長
森繁久彌 吉井巡査
十朱久雄 赤沼主任
織田政雄 金子主任
殿山泰司 倉持巡査
三國連太郎 花川巡査
宍戸錠 藪田巡査
伊藤雄之助 岩太
小田切みき 桃代
東野英治郎 村田老人
岩崎加根子 二田アヤ
飯田蝶子 母タツ
杉村春子 杉田モヨ
左卜全 猪岡熊太郎
多々良純 紅林
三木のり平 町長
沢村貞子 料亭の内儀ヒデ
二木てるみ ユキ子
坪内美子 母シズ
千石規子 セイ
香川良久 子竹雄
稲葉義男 丸尾通産大臣
天野創次郎 高谷重四郎

解説

日活入社第一回の坂上静翁の製作になるもので、伊藤永之介の原作を「女人の館」の井手俊郎が脚色し、「母の初恋」の久松静児が監督に当る。撮影は「壮烈神風特攻隊」の姫田真佐久。出演者は日活初出演の森繁久彌、「女人の館」の三國連太郎、「近松物語」の十朱久雄、「忠臣蔵(1954)」の三島雅夫のほか杉村春子、織田政雄、小田切みき、伊藤雄之助、東野英治郎、沢村貞子、飯田蝶子など。

あらすじ

東北地方の田舎町の警察署。署には頑固な石割署長、金子主任、赤沼主任、人情家の吉井巡査、純情な花川巡査、剣道自慢の署長の相手役藪田巡査、倉持巡査等がいる。刑事部屋は毎日様々の人で大にぎわいで、今も窃盗容疑の桃代、神社荒しの容疑者お人好の岩太が取調べを受けている。駅前では戦争で子供達を失くしてから頭の変な村田老人が交通整理中である。ある日吉井巡査は六つ位のユキコと赤ん坊の姉弟の捨子を発見した。預ける所もないので、赤ん坊は料亭の内儀ヒデが、ユキコは自分が引きとった。花川巡査はもぐり周旋屋杉田モヨに身売りされかけた二田アヤを保護したがアヤはお金のためにまた町を抜け出そうとしたので、彼は給料をさいてお金をやった。モヨは人身売買の件で検挙されたが平然としていた。セイと息子の竹雄が万引で捕って来たが彼女は亭主に逃げられたのだった。通産大臣が帰郷し、町長や署長等役人は大騒ぎであった。交通安全週間中だというのに大臣一行の傍若無人な振舞に町の人々は唖然とした。その夜母親シズが二人を引き取りに署へ来たが子供達が幸せと知ると安心し子供の顔を一目見て東京へ去った。セイと竹雄が無銭飲食で挙げられ、セイの夫重四郎も取調べをうけていたが、金子主任にさとされ一緒に帰って行った。花川巡査はアヤから手紙を受け取ったが、中には彼に返す為のお金と真赤な紅葉が入っていた。

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