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緑の仲間

  • みどりのなかま
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  • 平均評点

    50.8点(5人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/8/18
上映時間 93分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森一生 
脚色猪俣勝人 
原作井上靖 
企画三浦信夫 
撮影渡辺公夫 
美術仲美喜雄 
音楽伊福部昭 
録音橋本国雄 
照明安藤真之助 

キャスト

出演根上淳 高津逸平
森雅之 青戸杏太郎
山根寿子 四宮安芸子
若尾文子 佐山那津子
直木明 加納享介
八木沢敏 小虎太郎
津村雅弘 秋月実
河原侃二 佐山卓造
平井岐代子 妻清子
東野英治郎 鏑木多門
町田博子 妻光代
酒井三郎 黄塵の親父
伊藤弘一 興安物産の社長
夏木章 興安物産事務員
丸山修 東洋新聞社会部長
青山敬治 東洋新聞社社員
伊藤直保 東洋新聞社給仕
小原利之 オリオンの客A
早川雄二 オリオンの客B

解説

毎日新聞に連載の小説を「かくて夢あり」の猪俣勝人が脚色し、「知らずの弥太郎」の森一生が監督、「花のいのちを」の渡辺公夫が撮影する。音楽は「どぶ」の伊福部昭である。出演者は「浅草の夜」の根上淳と若尾文子「愛」の森雅之、「知らずの弥太郎」の山根寿子、その他東野英治郎、直木明、八木沢敏など。

あらすじ

青戸は蒙古から引揚げた後、かっての友人や部下と様々の事業をおこしたが、その資金の事から汚職問題にまきこまれそうになる。彼の出資で喫茶店オリオンを経営する安芸子は、亡夫が外地で青戸の親友であった。彼女は心から青戸を愛しているが、彼はいつも冷静な態度を崩さない。オリオンの常連である新関記者高津逸平は、政界の大物佐山と青戸の関係を探るうち、佐山の娘那津子と知り合う。那津子は中年の青戸に興味を持っているが、本当は逸平を愛していた。青戸は東京の生活に疲れると、瀬戸内海にある故郷の小島に帰り、親友の鎬木村長宅で静養するのが常であった。汚職問題が発展しそうなのを知った安芸子は、心配の余り島に彼を訪れたが、又も青戸は冷静であった。再び出京した彼は、問題の金で事業を営む興安物産や料亭黄塵の主人までが、窮している自分に冷いのを知り、人生は人間信頼の上に立つという日頃の信念さえ疑いたくなる。が安芸子は店を売っても彼につくそうとした。一夜雨にぬれて発熱した彼を、那津子は徹夜で看護したが、逸平は二人の間に醜関係ができたと誤解する。然し青戸は真実を説いて二人を和解させた。汚職は青戸の脅迫罪だけですみそうになる。島で成り行きを待つ彼の許へ、安芸子は再び訪れた。青戸は初めて彼女の愛を心から受入れる。

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