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嫁とよばれてまだ三月

  • よめとよばれてまだみつき
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  • 平均評点

    46.3点(4人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/8/11
上映時間 51分
製作会社 大映京都
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督天野信 
脚本野上徹夫 
松村正温 
企画辻久一 
撮影今井ひろし 
美術上里義三 
音楽白木義信 
録音奥村雅弘 
照明伊藤貞一 

キャスト

出演渡辺篤 中川修造
峯幸子 娘絹子
浪花千栄子 菅つた江
上久保武夫 高木正夫
種井信子 上村まき子
上田寛 土屋新吉
大美輝子 ラン子
初音麗子 天地合一教教祖
石原須磨男 兼吉
大崎四郎 長平
前田和子 あけみ
岩田正 酔っ拡いの男

解説

天野信の監督昇進第一回作品で、脚本も新人野上徹夫と松村正温の共同執筆になり、撮影は「情炎の波止場」以来久しぶりの今井ひろしである。「弥次喜多 金比羅道中」の渡辺篤、「怪猫岡崎騒動」の浪花千栄子、「噂の女」の峰幸子、「知らずの弥太郎」の上久保武夫等が出演する。

あらすじ

大阪にある五軒のスタンド式飲食店が立退かねばならなくなった。とんかつ屋の修造は自宅を改造して、つた江、兼吉、長平あけみの五人と共同で新しい店を開いたが、つた江は住む家がなくなったので、その身のふり方をつけるには再婚するのが早道だと修造は言った。その夜、修造が彼女に結婚を申込んで来た。実は娘の絹子が今度結婚するので、相手の正夫君と二人につた江を首実験させ、O・Kを得て申込んだのである。ここに新旧二組の夫婦が同時に生れ、新しい店も繁昌して三カ月をすぎたころ、修造は絹子をつれ、二晩泊りで田舎の実家へ法事に出かけた。その夜、正夫は久しぶりで酔っぱらった。バアの女給ラン子が送って来た。閉口した彼は、頓間な泥棒新吉がはいっているのを捕えた。ラン子は驚いて帰ったので、正夫は喜んで泥棒を許してやる。日を改めてお礼に来た新吉は、ラン子を絹子と思って話したため、夫が女を引入れたと信じた絹子は怒って実家へ帰る。修造とつた江は故意に正夫の悪口を言い、わざと仲のいい所を見せつけた。この戦術は功を奏し、絹子は急いで正夫の許に帰る。所が今度は修造が若い女と温泉マークに泊った事が判り、つた江が家出してしまう。ところがこの女は、以前に修造をすてた妻が二度目の夫との間に生んだ子で、絹子の異父妹と判り、万事めでたく治った。

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1954年8月上旬号

日本映画紹介:嫁とよばれてまだ三月