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美しき鷹

  • うつくしきたか
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  • 平均評点

    67.8点(5人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/2/10
上映時間 88分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督マキノ雅弘 
脚本小国英雄 
製作星野和平 
撮影飯村正 
美術進藤誠吾 
音楽大森盛太郎 
録音神谷正和 
照明西川鶴三 

キャスト

出演若原雅夫 九里万作
田崎潤 柏町弘之
越路吹雪 堀越タカ子
津島恵子 雁金スミエ
桜むつ子 竹内サト子
西條もよ子 宮城千代子
河津清三郎 葉山健二
坂内英二郎 葉山辰雄
手塚勝巳 葉山安造
久世龍 乾分
清水元 大寺甚太郎
清川荘司 赤星留五郎
伊藤隆 留五郎の息子
田中春男 馬丁絹の男
笠原松夫 学生服の男
森健二 ボースン
永島明 船員
江藤勇 船員
山中造酒 乾分
榎木兵衛 乾分
遠山伸郎 乾分
谷三平 ルンペン
北原聖子 ルンペン
熊沢千恵子 ルンペン
外野村晋 ルンペン
丹沢幸好 ルンペン
下間登良男 ルンペン

解説

「次郎長三国志 第七部 初祝い清水港」のマキノ雅弘が、同じく「次郎長三国志 第七部 初祝い清水港」の小国英雄がものしたオリジナル・シナリオにより監督する作品で、撮影も「次郎長三国志 第七部 初祝い清水港」の飯村正、音楽は「娘十六ジャズ祭」の大森盛太郎。出演は「次郎長三国志 第七部 初祝い清水港」の越路吹雪、「今宵誓いぬ」の若原雅夫、「鯉名の銀平(1954)」の田崎潤、「魅せられたる魂」の津島恵子、「続々魚河岸の石松 大阪罷り通る」の河津清三郎などである。

あらすじ

明治三十二年頃、北海道函館港での出来事。この土地で新聞記者をしている柏町弘之は、小学校時代からの親友で青函連絡船の三等航海士をしている九里万作に容易ならぬ決心を打明けた。鉄砲横丁と呼ばれる淫売窟の女タカ子と一緒になるため、彼女を連れて東京へ逃げるというのだ。命しらずのヨタ者葉山健二が眼を光らせているこの横丁から逃げだすには想像できぬむずかしさがある。九里は女の名も知らずに彼女がいるという鉄砲横丁の“白百合”に登楼したい丁度そのころ、タカ子に惚れこんでいる葉山が、彼女をものにしようと凄みをきかせていたが、鉄火なタカ子は金さえ払えば自由になってやると啖呵を切っていた。一方この店に売られてきた雁金スミエは客取りを拒みつづけていたが、虐待に抗しきれず、初めて客をとることになったが、それが九里であった。九里はスミエの肌に残る無残なムチの跡におどろいた。九里の手にも、かつて船のロープに足をとられた鷹を逃してやったときにつけられた大きな傷跡があり、そんなことが二人を近づけた。スミエを柏町の女と思いこんだ九里は、彼女を救おうと決心し、夜にまぎれて外へ逃出したが、それを聞いた葉山は子分をつれて二人を追った。川にもやっている和船に一度はかくれた二人だったが、追跡の手はそこまで延びてきた。二人は心中とみせて川へとび込み、わずかに追跡をのがれ、新しい生活を目ざして、第一歩を踏み出すのだった。

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