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  • 平均評点

    63.3点(12人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952/10/11
上映時間 44分
製作会社 松竹大船(シスター)
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督野村芳太郎 
脚本中山隆三 
製作山本武 
撮影赤松隆司 
美術平高主計 
音楽木下忠司 
録音西崎英雄 
照明田村晃雄 

キャスト

出演石浜朗 三浦勇
有島一郎 父俊一
美山悦子 姉秋子
草香田鶴子 祖母とよ
磯貝元男 友田一郎
北龍二 父宗吉
水木涼子 母千代子
小園蓉子 榎本綾子

解説

製作は「お茶漬の味」の山本武。「ハト少年」として新聞に書かれた実話から「適齢三人娘」と中山隆三が脚色し、新人監督野村芳太郎がメガフォンをとっている。野村芳太郎は故野村芳亭の一粒種で、戦後復員して助監督として働いていたもの。撮影の赤松隆司も新人である。主演者は、「息子の青春」の石浜朗で、同じく小園蓉子、北龍二などのほか、「バクさんの艶聞」の有島一郎その他の助演者たちである。

あらすじ

三浦勇の通学する高校では伝書鳩を飼育する友人が数人いて、なかでも友田一郎の家には立派な鳩舎があった。勇は一郎の家へ遊びに行って一番の子鳩を貰って来た。勇は反対する父に、何もかも自分一人でやるからと約束して鳩を飼うことを許してもらった。その子鳩が、いつまでも馴れないので、ある日勇は一郎の家から大切な親鳩を借りて来たが、不幸それが猫に喰い殺されてしまった。責任を感じた勇は、二万円もする親鳩を弁償するため、自分が働いてお金をためようと思い、家出して、甲州の葡萄園へ働きに行った。勇の家出によって人々ははじめて彼をあまりに責めすぎたことに気がついた。数日後、勇の仲良しの綾子の許へ、一生懸命働いているとの勇からの便りがあって、人々は初めて愁眉をひらいた。そして温かい心で彼を迎えに出発した。

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