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すれすれ

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  • 平均評点

    59.5点(6人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/5/18
上映時間 91分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督瑞穂春海 
脚色長瀬喜伴 
瑞穂春海 
原作吉行淳之介 
企画川崎治雄 
製作武田一義 
撮影秋野友宏 
美術高橋康一 
音楽池野成 
録音渡辺利一 
照明伊藤幸夫 

キャスト

出演川口浩 石原沢吉
川口浩 亡夫竜一
弓恵子 川辺やよい
見明凡太朗 
三宅邦子 母うら
川崎敬三 田井重吉
宮川和子 白木容子
花井弘子 京ふじ子
岸田今日子 黒田アイ子
穂高のり子 波奈子
春川ますみ 千加子
中村伸郎 山藤孝作
東野英治郎 山口黒丸
村田知栄子 小花
平井岐代子 旅館の女将
若松和子 ボルトナットのマダム
三浦友子 ハイカーの女
春本富士夫 アベックの男
加藤雅子 アルベニスのウエイトレス
若林祥二 パトカーの警官
伊東光一 重吉の車の男客
佐々木正時 肉屋の主人
紺野ユカ 黒丸老人の女
高見貫 牛車の農夫
志保京助 アパートの住人
千歳恵美 アパートの住人の妻
小原利之 ボルトナットの客

解説

週刊現代に連連された吉行淳之介の同名小説を映画化したもの。長瀬喜伴・瑞穂春海が共同で脚色し、「別離の歌」の瑞穂春海が監督した。撮影は「街の噂も三十五日」の秋野友宏。

あらすじ

大学は出たものの職はなく、父に死なれた石原沢吉は、山のような借金を背負いこんで、ただ一つ残った自動車でハンカチ・タクシーをはじめた。ドン・ファンだった父のあとをついで色道修業にはげむためにも、車は最大の武器だからである。深夜の深川で彼は、送り狼から必死に逃れてきたという女川辺やよいを救った。ある日、沢吉とハンカチ・タクシーの先輩田井重吉の二人は、街でひろったアルサロ黒い靴の女給白木容子を訪れた。沢吉は容子と、重吉はふじ子と意気投合し、一行はアパートにやってきたが、男二人は意気地なく街に放り出されてしまった。死んだ父の友人で床屋の山藤から、沢吉は父が色道修業の秘伝書を残しているのを聞いた。それは父の最後の愛人小花という女がもっているらしい。波奈子という女がいる新宿のバー道連れで沢吉は小花のことを知っている千加子という女給に会った。千加子は代償にお金を要求して小花の住所の地図を書いてくれた。しかし沢吉が値切ったせいか、地図をたどって行きついた所は公衆便所だった。重吉の紹介でよく当る易者の黒丸にうらなってもらい、沢吉はやっと小花に会うことができた。何と秘伝書とは、何千人もの女の名前と特徴を細かく記したノートだった。秘伝書で刺激された沢吉は、かねて念願のやよいにモーションをかけた。結婚しようと、つい口をすべらすと、やよいは明る日荷物をまとめて沢吉の家にやってきた。困った沢吉は、新劇女優黒田アイ子と遊んだり白木容子とデイトしたりした。が、結局彼が結婚することにしたのは、純な川辺やよいだった。

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1960年6月上旬号

日本映画紹介:すれすれ