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極道ペテン師

  • ごくどうぺてんし
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  • 平均評点

    64.0点(17人)

  • 観たひと

    31

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/11/15
上映時間 93分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督千野皓司 
脚色村井良雄 
千野皓司 
原作野坂昭如 
企画友田二郎 
撮影姫田真佐久 
美術徳田博 
音楽林光 
録音神保小四郎 
照明松下文雄 
編集丹治睦夫 
スチル土屋豊 

キャスト

出演フランキー堺 カンパイ
大辻司郎 印鑑屋
伴淳三郎 ブック
南利明 挨拶屋
世志凡太 葬式屋
朝丘雪路 八重ちゃん
川喜多純子 ユリ
二宮博見 ケン坊
島米八 キンちゃん
曽我廼家明蝶 和尚
松井康子 ミチコ
梶芽衣子 アケミ
清川虹子 オタケ
殿山泰司 MHK集金人
佐藤サブロウ 檀家総代
福地トモ 挨拶屋の女
尾名昭造 親分
伝法三千雄 エロ事師
丹羽志津 マンションの女
臼井かつみ へソナル電気社員

解説

野坂昭如の原作「ゲリラの群れ」(光文社版)を村井良雄と「喜劇 ニューヨーク帰りの田舎ッペ」の千野皓司が共同脚色し、千野が監督した社会喜劇。撮影は「夜をひらく 女の市場」の姫田真佐久。

あらすじ

カンパイ、印鑑屋、ブック、挨拶屋、葬式屋は、大阪釜ケ崎を根城とするサギ師たち。リーダーのカンパイはチンピラを案内役に河内の競馬場へ。そこでかねてから狙いをつけていた珍大寺の和尚を、拾得物横領にひっかけ、仲間の総出演で騙しぬき、寺ののっとりに成功した。さて、次なる手口は、不能な亭主をもつ女房族のイライラ解消業、新興宗教ナイチンゲール教の創立だった。珍大寺で華華しく開かれた集会は、和尚の偉大なる御神体の開帳などあって大好評、御神体の模型なとでがっちり儲けたあげく、寺まで売って一同トンヅラ。だが温泉への豪遊旅行がたたって、スッカラカンになってしまった。そんなある日、ケン坊と名乗る子供がインポのカンパイを「父ちゃんや」と呼んで飛びこんできた。心当りのないカンパイはあの手この手をつくして捨てに行ったが無駄だった。その頃、カンパイは早くも次なる手を考えていた。それはMHK放送の集金人が、ヘソナル電気の工場視察をする大臣そっくりなのをみこしてのことだった。途中の交通標識をかえ本物の大臣を方向を違いに向かわせたカンパイは秘書官になりまし多額の寸志をせしめた。さて、その時昔の恋人八重ちゃんに出会ったカンパイ、何年ぶりかのデートを楽しんだものの、気がかりなのはケン坊のこと。カンパイはケン坊のために随分どじを踏んだ。恨み骨髄、ちょうど亡きものにしようとしていた時、ケン坊が死んだ。そして偶然再会した八重ちゃんから、自分の子で預ってもらったのだと聞いて愕然。折りしも警察の手が廻ったのを機に伊丹空港からセスナ機で飛びだし、「もっと大きなことをやったるで!」とあり金全部を大空にばらまいた。

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