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懲役十八年

  • ちょうえきじゅうはちねん
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  • 平均評点

    72.2点(37人)

  • 観たひと

    69

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/2/25
上映時間 90分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督加藤泰 
脚本笠原和夫 
森田新 
企画俊藤浩滋 
三村敬三 
撮影古谷伸 
美術井川徳道 
音楽鏑木創 
録音東城絹児郎 
照明中山治雄 
編集神田忠男 
スチール諸角義雄 

キャスト

出演安藤昇 川田章
小池朝雄 塚田義男
近藤正臣 石岡健一
桜町弘子 石岡比佐子
岡島艶子 石岡重子
穂高稔 森下幸司
水島道太郎 大杉
曽我廼家明蝶 フロシキ
畑中伶一 屑屋
汐路章 博士
川辺健 エレキ
山城新伍 ボーイ
小松方正 喧嘩鉄
大城泰 
唐沢民賢 松原
小田部通麿 鉄板
若山富三郎 般若
波多野博 浦田
西田良 竹井
鈴木金哉 犬山
有島竜司 久保
結城哲男 点検の看守
疋田圀男 分類課長
那須伸太朗 教育課長
脇中昭夫 中川医務官
有川正治 大沢
沢淑子 及川静江
菅井きん 三田村アキ
宮城幸生 運転席の男
村居京之輔 荷台の男
小峰一男 工場の男
蓑和田良太 医師
今井美恵子 若い娼婦
島田秀雄 古谷
山中三奈子 受付の看護婦
香月涼二 刑事

解説

「お尋ね者七人」の笠原和夫と森田新が共同でシナリオを執筆し、「骨までしゃぶる」の加藤泰が監督したアクションもの。撮影は「冒険大活劇 黄金の盗賊」の古谷伸。

あらすじ

敗戦の混乱の中で、もと海軍大尉の川田と副官の塚田は、遺族連絡事務所を開いて絶望と飢餓に追いやられた犠牲者の遺族を必死に守っていた。旧軍隊の倉庫をおさえている外国人を襲って食糧を奪い、遺族たちに与えていた。危険な毎日ではあったが、いつの日か遺族たちだけのマーケットを建設するという夢が二人を支えていた。ある日、二人はついに中国人の工場を襲撃し、銅線を盗もうとしたが、米軍と警察に追撃され、塚田は逃げたが、川田は刑務所に送られた。いつの間には川田は刑務所仲間の大将に祭られていた。ある日川田の監房に石岡という少年が入ってきた。意外にも彼はかつての川田の部下石岡少尉の息子であった。さて今では特飲街のボスにおさまっている塚田は、川田が自分の過去を知っているのを恐れ、川田が父を殺したのだと石岡を煽動した。刑務所の野球大会の日、石岡は案の定、拳銃で川田に重傷を負わせた。川田は所外の病院に移され、駈けつけた石岡の姉比佐子から塚田が拳銃を差し入れたことを知らされた。数日後石岡は脱走した。塚田の所だと直感した川田は病院を脱走、米車のジープを奪った。自動小銃を擬して塚田興行に乗り込み、檻禁されていた比佐子を救い出し、石岡には刑務所に戻るようにさとして、塚田を追った。階下を子分に守らせた塚田は二階に潜んでいたが、川田は隣りの倉庫から屋根づたいに走っておどり込んだ。彼は塚田とさし違えて死ぬつもりだった。それがせめてもの塚田へのかつての友情のしるしであると思ったが、塚田は逃げた。川田の自動小銃は火を吹き、包囲した警官隊から投げられたサーチライトに、川田の顔が浮かんだ。

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