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花札渡世

  • はなふだとせい
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  • 平均評点

    74.5点(29人)

  • 観たひと

    41

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/3/10
上映時間 92分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督成澤昌茂 
脚本成澤昌茂 
企画園田実彦 
矢部恒 
撮影飯村雅彦 
美術森幹男 
音楽渡辺岳夫 
録音小松忠之 
照明桑名史郎 
編集祖田富美夫 
スチル田中真紀夫 

キャスト

出演梅宮辰夫 北川竜一
鰐淵晴子 伊藤梅子
伴淳三郎 素めくらの石
遠藤辰雄 春日井達造
小林千登勢 春日井久江
沢村貞子 岩井あや
六本木真 村上又吉
北川恵一 高安正夫
佐藤汎彦 越昇
安部徹 木村五六
植田灯孝 小松亀太郎
須賀良 渡辺多一
城野ゆき 坂口鶴代
西村晃 秋葉兵助
田川恒夫 菅谷貞太朗
浦辺粂子 甘酒屋の老姿
日尾孝司 ぐれん隊の若者A
桐島好夫 ぐれん隊の若者B
高須準之助 ぐれん隊の若者C
斎藤力 交番の巡査A
萩原正勝 交番の巡査B

解説

「赤い夜光虫」の成澤昌茂がシナリオを執筆し、監督したやくざもの。撮影は「残侠あばれ肌」の飯村雅彦。

あらすじ

昭和初期。四谷の春日井達造一家に身を預けている北川竜一は、花札博奕を専門にしていた。竜一の美貌に多くの女が言い寄ってきたが、達造の養女久江も養父と不倫な関係を持ちながら、竜一を想っていた。勿論、達造はそれに気づくと面白くなかった。しかし、竜一の心には、かつて何度も賭場で会った梅子の姿が宿っている。彼女はいつもいかさまの名人で素めくらの石を伴って賭場に現われていた。たまたま、達造は弟分の五六が出所してきた時、石の腕に目をつけ客分に迎えたのだが、そのため竜一と梅子は親しく口をきくようになった。しかし梅子の身を狙う好色な達造は、竜一に命じて石と勝負させた。竜一が花札に勝てば梅子の身体を貰うというのだが、竜一は石に負けてしまった。そのため、達造は石を殺し、竜一をも斬ろうとした。竜一は達造を逆に殺し、梅子のいるホテルに逃げた。そしてその日、二人ははじめて愛を交したのだった。翌日、竜一は出所したら夫婦になるという約束をして梅子と別れ、自首して出た。しかし、五年後、出所した竜一の前から梅子は姿を消していた。探してみると、梅子はある大きな店の若奥様になっていたのだ。竜一は梅子の幸せを台なしにするようなことは出来ない。彼にはもはや何の望みもなくなった。そんな竜一を達造の仇と狙う五六たらが取り囲んだ時、竜一はメチャメチャにドスを振り回した。そして、気がついたときはみんな死んでいた。しかし、竜一の背後には警官隊がひたひたと押し寄せていたのである。

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