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夢は夜ひらく

  • ゆめはよるひらく
  • Dreams Come True at Night
  • Dreams Come True at Night


  • 平均評点

    57.1点(19人)

  • 観たひと

    29

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/1/14
上映時間 81分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野口晴康 
脚本才賀明 
中野顕彰 
企画横山弥太郎 
撮影上田宗男 
美術小池一美 
音楽宮川泰 
録音高橋三郎 
照明土田守保 
編集丹治睦夫 
スチル土屋豊 

キャスト

出演園まり 矢沢マリ
高橋英樹 岬克也
渡哲也 片桐誠
山本陽子 片桐陽子
名古屋章 工藤元
平田大三郎 工藤竜次
見明凡太朗 三輪田
加藤茶 カトちゃん
いかりや長介 アパッチ
高木ブー ブー
仲本工事 メガネ
荒井注 ゴリラ
奥村チヨ ミチコ
布施明 
弘松三郎 石本
杉江弘 井川

解説

同名のヒット曲を映画化した純愛もの。「愛して愛して愛しちゃったのよ」の才賀明と中野顕彰が共同で脚色。「大巨獣ガッパ」の野口晴康が監督した。撮影はコンビの上田宗男。

あらすじ

親友の陽子と、横浜のナイトクラブで楽しんでいた矢沢マリは、隅然、ステージに立つ破目になった。しかし、マリの歌は好評だった。そのマリの前に岬という男が現われ、マリの兄の遺産一千万円を受取ってくれと言った。八年前、家出した矢沢は妹のために、岬、工藤兄弟らとキャバレーを経営し、苦心して四千万を貯えたのだが、間もなく、事故死したのだ。マリは、しかし、やくざになった兄への憎しみがまだ消えず、矢沢の分け前を受取ろうとはしなかった。岬は、矢沢の金を狙う工藤に追われていたのだが、矢沢の遺志を果たそうと、度々マリに会った。マリはそんな岬に惹かれていったが、幼な友達の陽子の兄誠は、岬がやくざと知って心配した。一方、工藤兄弟はマリと岬を探し出し、一千万円を渡せと拳銃で脅迫したが、老刑事三輪田に邪魔され、逃走した。マリは三輪田から、実は兄が工藤に殺されたことを知った。その夜、岬とマリはしみじみ語り合い、初めて唇を交し合った。そして、岬は矢沢の形身として美しいペンダントをマリの首にかけてやるが、それは矢沢の遺産に価する高価なものだった。マリと別れた岬は工藤兄弟の呼び出しに応じて港に急いだ。岬は、自分の分け前を元手に、ブラジルに渡って新しく生れ変ろうと思っていたのだが、そのためにはまず、工藤との決着をつけねはならないのだ。しかし、やがて射ち合いになろうとする瞬間、三輪田が駈けつけて工藤兄弟は逮捕された。そして、知らせで駈けつけたマリに、三輪田は岬が射ち合いで死んだと告げた。それは、岬の更生の決心を知る老刑事の思いやりからだった。マリはペンダントを握りしめて泣き崩れた。やがて、白みかけた海に向って、岬を乗せたブラジル行きの船が静かに出て行った。

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