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脂のしたたり

  • あぶらのしたたり
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  • 平均評点

    52.0点(17人)

  • 観たひと

    26

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/9/3
上映時間 85分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚色高久進 
原作黒岩重吾 
企画原田光夫 
財前定生 
撮影中川芳久 
美術高橋康一 
音楽池野成 
録音須田武雄 
照明渡辺長治 
編集関口章治 
スチル沓掛恒一 

キャスト

出演田宮二郎 仲田浩
富士真奈美 名和雪子
久保菜穂子 小倉敏子
成田三樹夫 桂三郎
山下洵一郎 岡川
鈴木瑞穂 風聞銀介
須賀不二男 難波修
守田学 滝沼
金子信雄 李石尚
小山内淳 池内課長
春本泰男 伊勢課長
津田駿 杉山専務
河島尚真 瀬川
沖良美 ホステス
牧ちとせ 新しいマダム
平井岐代子 足立まん

解説

黒岩重吾の原作を「忍者部隊月光」の高久進が脚色、「大殺陣 雄呂血」の田中徳三が監督したアクションもの。撮影は「氷点」の中川芳久。

あらすじ

八代証券調査部員仲田浩は業績不振の明昭工機株を名和雪子という謎の女が数万株も買ったことに疑いの目を向けた。しかしその理由や背後関係は分らなかった。浩の調査網が拡がるにつれて色々な情報が入ってきた。それによると、明昭を乗っ取ろうと企む者の一味で、難波証券社長難波修も一枚かんでおり、更に黒幕は外国人李石尚ということだった。浩は明昭の株で一山当てようと、かつて自分の女敏子を奪った情報屋風間銀介と手を組んだが、風間の話で李一味の陰謀の怖しさを知った。李は、戦時中は軍需産業で財をなしたことのある明昭を乗っ取って、東南アジア向けの武器を生産しようとしているのだ。李一味には「フラミンゴ」の支配人桂、不動産屋滝沼がいることも分った。死の商人と対決しようとする浩と風間は次第に陰謀の中心に近づいていった。浩は桂から、手を引けと度々脅かされたが、そんなある日、風間は李一味に殺されてしまった。更に、それを探るため桂に近づいた敏子も殺された。浩は自分の身の危険も感じたが、ついに雪子に会い、李一味との関係を訊き出した。雪子は終戦直後、大陸で両親を殺した四人組を探って李一味に近づいていたのだった。急迫した事態の中で二人の間には激しい恋が生れていった。しかし、所詮は実らぬ恋だった。桂から、両親を殺したのが李、難波、滝沼だと知らされた雪子は、屋敷の中に消えていった。後を追って浩が屋敷に飛び込んだ時見たのは、雪子に射たれた李たち三人の死骸と、自殺を図って、すでに虫の息の雪子の姿だった。

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1966年9月下旬号

日本映画紹介:脂のしたたり