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昭和最大の顔役

  • しょうわさいだいのかおやく
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  • 平均評点

    58.7点(9人)

  • 観たひと

    12

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/2/25
上映時間 85分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐伯清 
脚本村尾昭 
企画俊藤浩滋 
矢部恒 
撮影星島一郎 
美術藤田博 
音楽木下忠司 
録音小松忠之 
照明梅谷茂 
編集田中修 
スチル田中真紀夫 

キャスト

出演鶴田浩二 緒形直治
丹波哲郎 島津玄一郎
梅宮辰夫 勝又修一
内田朝雄 藤井政五郎
久保菜穂子 竹村香苗
アイ・ジョージ 三谷謙次
志村喬 辰巳銀次郎
芦田伸介 三田村正義
伊藤雄之助 大嶋造
曽根晴美 日下進
大原麗子 河井玲子
佐藤京一 吉岡竜雄
深見泰三 重松源三郎
久保一 高山剛造
内藤正 沖田時男
富田仲次郎 増川伊佐吉
山本麟一 浦辺敬三
関山耕司 吉村幸吉
名和宏 岩間鋭三
大前均 引地松男
杉義一 杉本勇
大村文武 橘五郎
織本順吉 山上誠
岡部正純 根本真平
蓑和田良太 松宮徹
滝島孝二 石田貞男
山之内修 河野陽一
田川恒夫 金子登
天草四郎 黒田竜太郎
藤田佳子 島津洋子
河合絃司 熊谷警部
潮健児 水谷刑事
桧侑子 三谷きみ
利根はる恵 河井貞代
佐藤最也 池松

解説

「関東果し状」の村尾昭が脚本を執筆、「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」の佐伯清が監督したアクションもの。撮影は「無頼漢仁義」の星島一郎。

あらすじ

昭和二十七年、関西の藤政組と関東の大嶋組が、日本を二分する形で対立していた。そんななかで、藤政組組長政五郎は、東京からの帰途、車中で刺客に殺された。終戦の混乱から立ち直りつつある今、関東、関西とことを分けて対立している時ではないという政五郎の信念から、藤政組は羽根木飛行場拡張工事を引き受け、東京進出を計っていたのだが、これを心よしとしない大嶋組の打った手であることは明白であった。これを怒った藤政組三羽烏の一人勝又は、仇討ちに単身大嶋組に乗り込んで殺された。病床でこれを知った藤政は、三羽烏の一人島津のドスをとって手拭で封印し、藤政組の命は工事であるとさとして息をひきとった。折から政五郎の一の乾分緒形が出所して来たが、緒形は、島津に藤政組の二代目をゆずり、親分の遺言に従って、命を張って工事をすすめるため東京に向った。--それから十三年の月日がながれ、緒形の努力が実り藤政組は、全国に傘下二五〇団体、組員五千人を持つ大世帯になった。が、一方の大嶋組も関東春秋会を結成して、藤政に匹敵する勢力を持っていた。折も折、羽根木飛行場の移転が霞ケ浦に決り、その工事を藤政組か、関東春秋会かの一つが請負ことになった。拡張工事の折に煮湯をのまされた大嶋は指名を得るためには手段を選ばなかった。そんなとき、水戸の四代目を襲名した勝又の遺児修一が、恋人玲子と婚約した。ところが、玲子は大嶋の隠し子であった。これを知った修一は婚約を破棄し、玲子は自殺し、さらに修一も大嶋の手にかかって殺された。そしてこれを知り、単身春秋会に乗り込んだ島津も大嶋の手で殺された。さすがの緒形も、こんな大嶋の数数の悪業に勘忍袋の緒をきり、恋人香苗と別れ、自分の戒名を書いた位牌を懐に、大嶋組のアジトに乗りこんだ。政五郎形見のドスはうなり緒形は大嶋を刺した。が、緒形も力つき、警視庁への電話を最後にこときれるのだった。

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