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七人の刑事 終着駅の女

  • しちにんのけいじしゅうちゃくえきのおんな
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  • 平均評点

    65.0点(41人)

  • 観たひと

    62

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 未公開
上映時間 0分
製作会社 日活
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督若杉光夫 
脚本光畑碩郎 
企画大塚和 
撮影井上莞 
美術岡田力 
音楽渡辺宙明 
録音安恵重遠 
照明宏川栄一郎 
編集与増田光代 
スチール寺本正一 

キャスト

出演堀雄二 赤木係長
芦田伸介 沢田部長刑事
菅原謙二 杉山刑事
佐藤英夫 南刑事
城所英夫 中島刑事
美川陽一郎 小西刑事
天田俊明 久保田刑事
笹森礼子 ふさ子
大森義夫 大滝組長
宮阪将嘉 山名
梅野泰靖 塚崎
平田大三郎 木島
北林谷栄 あやばあさん
草薙幸二郎 正ちゃん
玉村駿太郎 置引きの忠治
高山季雄 ショバ屋の黒川
澄田浩介 浮浪者モグラ
高野誠一郎 藤山老紳士
若原初子 藤山その妻
三崎千恵子 菓子屋のおばさん
横田陽子 看護婦
庄司永建 駅員高橋
大滝秀治 山越刑事
英原穣二 刑事の村さん
松下達夫 松下課長
杉山元 良治
吉田毅 
野村隆 記者北さん
藤沢健男 記者文ちゃん
宮川敏彦 記者のんちゃん
澄川透 百姓

解説

光畑碩郎のオリジナル・シナリオを、「太陽が大好き」の若杉光夫が監督した刑事もの。撮影もコンビの井上莞。

あらすじ

上野駅ホームで、一人の女が刺殺された。女は持っていたバッグの中に北上行の切符を持ちお上りさんの様子はれき然としていた。死体を発見した駅員の証言で、女の足元にあった白いバッグが紛失していることに不審を抱いた捜査本部は、南、久保田刑事を中心に白い旅行鞄を追った。その夜、ホームに張った杉山、久保田両刑事は、置引きの常習犯忠治を捕え、事件当夜ホームをぶらついていた仲間の正をつきとめた。正の部屋を襲った両刑事は、白い旅行鞄を手にした正から、事件当夜下駄バキで逃げる男の足音を聞いたという新事実を聞き込んだ。一方捜査本部は、女の身元割り出しにやっきとなったが、思うように進まぬある日、ふさ子の出現で、にわかにいろめきたった。ふさ子と名のる女は、二、三日姿を消した友人を気づかって来たと言いながら、死体写真をポケットに入れたまま、姿を消した。後を尾けた久保田刑事は、途中与太者風の男に飲み屋に連れこまれ、暴行を受けるふさ子を見た。翌日、飲み屋の主人を呼んだ捜査本部は、その男はこの辺一帯で巾をきかす大滝組のものだと証言した。七人の刑事は大滝組に焦点をしぼり、捜査を開始した。捜査にあわてた大滝組は殺しの代人に木島真吉をたてようとしたが、当の木島は自首を拒みふさ子のアパートに助けを求めた。岩手の貧農を嫌い上京した木島は、大滝組に売春を強いられるふさ子と、やくざ稼業から足を洗い、田舎へ帰ろうと約束を交わしていた。木島の挙動に気づいた大滝組は、子分を総動員して上野駅に向った。捜査本部も総力を結集して、ホームにはりこんだ。発車十分前、ふさ子はホームに入った。待伏せた大滝組の幹部は、木島に迫った。瞬間木島は、入って来た列車に飛び込み命を断った。その日、乱闘の末、捕まった大滝組の乾分良次は、持っていたナイフから真犯人と断定された。一人ぽっちとなったふさ子は、駅前の雑踏に消えていった。

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1965年12月下旬号

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