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鼠小僧次郎吉

  • ねずみこぞうじろきち
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  • 平均評点

    63.6点(19人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/4/3
上映時間 76分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督三隅研次 
脚色新藤兼人 
原作大佛次郎 
企画斎藤米二郎 
財前定生 
撮影牧浦地志 
美術内藤昭 
音楽鏑木創 
録音大谷巖 
照明古谷賢次 
編集菅沼完二 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演林与一 鼠小僧
林与一 小谷新九郎
姿美千子 小夜
長谷川待子 お滝
明星雅子 若い娘
藤村志保 お咲
伊藤孝雄 立見雄一郎
須賀不二男 太田黒喜平次
工藤堅太郎 虎吉
千波丈太郎 マムシの清次
神田隆 梵字の安五郎
遠藤辰雄 土方の親分仁三
伊達三郎 鎌倉河岸の藤太郎
香川良介 伊勢屋金三郎
浜村純 長沢屋
白木みのる 大阪屋の小僧太一
桜京美 大阪屋の女中お花
夢路いとし 合力の寺門三左衛門
喜味こいし 香具師五郎七
矢島陽太郎 
越川一 
細谷新吾 金太
沖時男 駒込の喜蔵
東良之助 乞食の勘五郎
春日清 網町の久七
千石泰三 用心棒
黒木英男 源太
近江輝子 女房お勝
橘公子 船宿のかみさん
小林加奈枝 崖下のかみさん

解説

大佛次郎の原作を「肉体の盛装」の新藤兼人が脚色「眠狂四郎炎情剣」の三隅研次が監督した世話もの。撮影は「忍びの者 続霧隠才蔵」の牧浦地志。

あらすじ

怪盗鼠小僧は大江戸の夜の闇をぬっての必死の探索を尻目に、大名や富商を襲っては奪った金銭を貧乏人にばらまいて、庶民の英雄として人気を集めていた。ある夜鼠小僧は浪人小谷新九郎に救われた。そして二人はいつまでたっても浮びあがれない世の中に絶望して、貧乏人のために尽そうと深い友情で結ばれた。一方江戸の暗黒街を牛耳る博徒の親分梵字の安五郎は、ある夜鼠小僧に痛めつけられ、妾のお滝も新九郎にイカサマ博打を見破られて二人を深く恨むようになった。安五郎は江戸中の岡っ引きを集め賞金を出して鼠小僧の捕縛をたきつけた。ある夜新九郎は、ならず者に囲まれた豪商伊勢屋の一人娘小夜を助けた。町方に追われる破目となった新九郎が、隠れ家の崖下の貧民窟に帰ったことを知った目明しは、網を張ったが、次郎吉の手で裏をかかれとり逃した。次郎吉は昼間は、小間物商大阪屋仁吉として、堅気の仮面をかぶっていたが、商売上の出入りから伊勢屋の娘小夜を新九郎が助けたことを知るや、彼を伊勢屋の別邸にかくまう話をつけた。一方小夜は新九郎に次第に魅かれていった。次郎吉が捕らぬことに業を煮やした安五郎は、次郎吉の幼な友達虎吉を探し出した。小悪党の虎吉は、良心に責められながら次郎吉を売ることを承知した。大阪屋仁吉であることが露見した次郎吉は、崖下の貧民窟に逃げ込んで町方衆に包囲されたが、図らずも新九郎の友人立見雄一郎の機転で逃れた。虎吉が次郎吉を売ったことに怒った新九郎は、虎吉を斬った。殺人罪で追われる新九郎は小夜を連れると、次郎吉に送られ、江戸を発った。一方次郎吉は、虎吉をそそのかした安五郎を見つけ初めて人を殺した。御用提灯を尻目に、幼な馴染み虎吉の妻お咲の舟で、次郎吉は江戸を去っていった。

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