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集団奉行所破り

  • しゅうだんぶぎょうしょやぶり
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  • 平均評点

    68.2点(44人)

  • 観たひと

    67

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/8/26
上映時間 90分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督長谷川安人 
脚本小国英雄 
企画森義雄 
撮影吉田貞次 
美術川島泰三 
音楽津島利章 
録音墨関治 
照明和多田弘 
編集堀池幸三 
スチル熊田陽光 

キャスト

出演金子信雄 勘助
内田良平 道伯
里見浩太朗 丹次郎
神戸瓢介 捨吉
大友柳太朗 源太
田中春男 吉蔵
桜町弘子 お駒
市川小金吾 為七
水野浩 浪速屋庄右衛門
有馬宏治 堺屋五兵衛
熊谷武 和泉屋安次郎
矢奈木邦二郎 茨木屋藤四郎
楠本健二 逸見軍十郎
佐藤洋 宇部甚八
藤木錦之助 大沢小太夫
嘉手納清美 お糸
佐藤慶 竹内金次郎
原田甲子郎 松平右近将監
戸上城太郎 長坂又右衛門
市川裕二 万兵衛
御影京子 お光
佐々木松之丞 彦助
牧淳子 お松
園千雅子 おしげ
鶴田淳一 万作
源八郎 甚兵衛
中村錦司 久兵衛
島田秀雄 ならず者A
大城泰 ならず者B
有島竜司 ならず者C
河村満和 船役人
五里兵太郎 心太屋
小田真士 同心A
香月涼二 同心B
鈴木金哉 船番所役人

解説

「昨日消えた男」の小国英雄のオリジナル・シナリオを「紫右京之介 逆一文字斬り」の長谷川安人が監督したアクション時代劇。撮影は「悪坊主侠客伝」の吉田貞次。

あらすじ

公事宿「碇屋」の亭主勘助は、七年前までは海賊の一味であった。軍師と呼ばれる勘助が、以前の仲間、道伯、丹次郎、捨吉、悪源太、為吉、吉蔵、それに既に死亡した佐吉の妹お駒を召集したのには、わけがあった。かつて、勘助の海賊船が奉行所に襲われたとき助けてくれた恩人、河内屋善右衛門の七回忌を営みたかったからだ。善右衛門は、大阪屈指の廻船問屋で、莫大な財産をもち、水路開発に力を注ぎ、庶民から慈父の如く愛されていたが、この財産を狙った東町奉行松平将監によって、海賊の張本人として処刑されたのだった。河内屋の財産は、将監と手を組む廻船問屋に分配され、老中職を狙う将監は、廻船問屋からしぼりあげた金と河内屋の財産を奉行所の金蔵に納めていた。これを知った勘助は、この金で、法事を営むことにしたのだ。八人の持ち役は決められた。悪源太は奉行所の同心を辻斬りにし、お駒は将監の妾となってとりいった。吉蔵はお駒の護衛役。丹次郎は、同心竹内金次郎の娘お光をくどきたてる役であった。金次郎は昔河内屋の番頭で、主家を裏切って今の地位を築いたのだった。見取図は捨吉が取ることになっていたが、業をにやした勘助、道伯は金次郎に激しい拷問を加え、全てを白状させた。娘お光は河内屋の一人娘で、お光を助けるために主家を裏切り、育てて来たのだった。意外な話に、八人組は驚き、金次郎も加えて、いよいよ決行することになった。またこれを知った大目付も捜査を開始していた。将監は金箱の隠し場所を秘に移行していた。早くもこの場所をかぎつけた勘助らは金箱めざして踏みこんだが、源太、金次郎らは斬殺され、勘助らは書類のみをもって逃げた。この書類こそ、将監の息をとめるに十分な代物であった。道伯の交渉は効を奏し、将監を主催者として盛大な法要が営まれた。だが罪を許された河内屋一家の前に、海賊一味は再び姿をみせなかった。

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