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新源氏物語

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  • 平均評点

    60.6点(56人)

  • 観たひと

    82

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル 文芸 / 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/10/14
上映時間 102分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色八尋不二 
原作川口松太郎 
企画鈴木晰成 
久保寺生郎 
製作永田雅一 
撮影本多省三 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音林土太郎 
照明中岡源権 
編集谷口孝司 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 光源氏
寿美花代 藤壷
寿美花代 桐壷
中村玉緒 朧月夜
若尾文子 葵の上
水谷良重 末摘花
高野通子 
長谷川彰子 秋好の姫
水戸光子 弘徽殿の女御
中田康子 六条の御息所
川崎敬三 頭ノ中将
成田純一郎 朱雀帝
三田村元 兵部郷ノ宮
大辻伺郎 惟光
千田是也 右大臣
阿井美千子 按察の北ノ方
藤原礼子 
倉田マユミ 
三田登喜子 相生
若杉曜子 大輔
平井岐代子 和泉
三宅邦子 北ノ方
富士川博子 女房(D)
橘公子 竜田
毛利郁子 承香殿の女御
小町るみ子 女房(B)
山本弘子 使者
薄操 葵の上の女房(A)
石原須磨男 老人
丸山修 左大臣
花布辰男 
鶴賀二郎 良清
丸凡太 商人(B)
三木譲 葵の上の家従(A)
大丸智太郎 葵の上の家従(B)
越川一 商人(D)
小南明 商人(A)
木村玄 商人(B)
芝田総二 葵の上の家従(C)
松岡良樹 侍従
島一男 東宮
堀佐知子 老婆
本間瑛子 葵の上の女房(B)
三藤愛子 女房(C)
谷口和子 弘徽殿の女房
東山京子 女房(A)
市川寿海 

解説

「週刊文春」連載の川口松太郎の同名小説を「美少年変化 竜の岬の決闘」の八尋不二が脚色、「怪談 蚊喰鳥」のコンビ、森一生が監督、本多省三が撮影した王朝もの。

あらすじ

帝の寵を一身に集めた桐壷は光源氏を生み落して間もなく亡くなった。宮の女性の憧れの的となった光源氏は、時の権力者左大臣の娘葵の上を正妻に迎え前途洋々たるものがあった。その源氏の前に、母と瓜二つという藤壷が現れた。父帝のおもい者と知りながら源氏の心は燃えた。それを知って従者惟光は藤壷付きの王命婦をそそのかして源氏を藤壷の几帖の中に忍びこませた。源氏の甘い抱擁にわれを忘れた藤壷であったが、罪の苛責に戦いた。帝の寵を藤壷に奪われて面白くない弘徽殿の女御は、兄の右大臣と藤壷の失脚をはかった。この叔母と父の企みを近く東宮の妃にあがる朧月夜が耳にしていた。朧月夜は、藤壷の館に忍ぶ源氏を追って強引にも几帖の中に引き入れ、惜し気もなくやわ肌を与えその耳に藤壷に近づくなと忠告した。やがて藤壷は玉のような皇子を誕生した。何も知らず歓ぶ帝を見るにつけ源氏の心は暗かった。その懊悩を野遊びに晴らそうとした源氏は、常陸官の姫末摘花と逢いその女らしいもてなしにうさを晴らしていた。その頃、葵の上は姙り産み月を待っていた。葵祭りの日、葵の上の牛車は六条の御息所の網代車に追突、相手の車のナガエを折ってしまった。口惜しさと憤りに六条の御息所は、生霊となって葵の上を襲った。葵の上は男子誕生と共に死んだ。悲しみにひたる源氏に、またまた父の帝が崩御し、朱雀帝が即位した。源氏は娘の紫の成長を慰めとして日々を送るようになった。今では新帝の妃となった。朧月夜は、一夜の源氏との交情を忘れることができなかった。大胆にも藤壷の館に忍ぶ源氏を目敏く見つけるや、几帳の中に引入れ藤壷に近づくのは身の破滅だと囁いた。この二人の交歓を弘徽殿の女御が発見した。女御の知らせでこれを知った朱雀帝は憤然とした。源氏は新帝からの通達によって須磨明石へ移されることになった。

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