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特急にっぽん

  • とっきゅうにっぽん
  • The Romance Express
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  • 平均評点

    64.6点(62人)

  • 観たひと

    91

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    20

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/4/4
上映時間 85分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督川島雄三 
脚色笠原良三 
原作獅子文六 
製作藤本真澄 
菅英久 
撮影遠藤精一 
美術小川一男 
音楽真鍋理一郎 
録音斎藤昭 
照明森弘充 

キャスト

出演フランキー堺 矢板喜一
団令子 藤倉サヨ子
白川由美 今出川有女子
小沢栄太郎 岸和田太市
中島そのみ 伊藤ヤエ子
沢村貞子 甲賀げん
滝田裕介 甲賀恭雄
太刀川寛 佐川英二
森川信 渡瀬政吉
中山豊 若山
安達国晴 大川
丘寵児 食堂長森山
佐羽由子 ヒロ子
紅美恵子 セツ子
中真千子 ヨシ子
柳川慶子 ケイ子
芝木優子 キミ子
横山道代 望月みち子
小西ルミ 井上さかえ
佐多契子 向井たか子
田武謙三 酔いどれ老人
石田茂樹 専務車掌影山
堺左千夫 公安官青木
大塚国夫 営業所の男
谷村昌彦 上野
平凡太郎 下谷
塩沢とき 女将

解説

週刊誌に連載された獅子文六「七時間半」の映画化。「続サラリーマン忠臣蔵」の笠原良三が脚色し、「縞の背広の親分衆」の川島雄三が監督した。撮影は「河内風土記 おいろけ説法」の遠藤精一。

あらすじ

特急“こだま”は十二時半に東京駅を出発する。食堂車ガールのサヨ子とコック助手喜一は恋愛中だ。サヨ子の夢は、喜一と父が昔やっていたアイノコ弁当屋を大阪で開くことだった。が、喜一には東京の一流ホテルのコックになりたい夢があった。サヨ子に返事を大阪に着くまでにすることになっていた。サヨ子は、元華族のスチュワーデスの今出川有女子が喜一に時々ささやきかけるのが気になっていた。真先に乗りこんだのは、げんと息子の恭雄。げんはサヨ子が気に入り恭雄の嫁にと思っている。だが、恭雄は有女子に参ってしまった。有女子は五号車の客岸和田がレストランを出してくれるというので、喜一にコックになってくれるよう交渉中。その実業家岸和田の隣りに、太股もあらわな中国服の女が坐った。伊藤ヤエ子である。岸和田は上機嫌だった。食堂車には、酔いどれ老人が、列車に乗っている政界の黒幕を狙って殺し屋が時限爆弾をしかけていると放言していた。名古屋でこの老人が降りてから、車内は列車爆破の噂で不安な空気に包まれた。有女子のレストランの話は、ヤエ子の出現で駄目になった。爆破の噂は、捜査の結果まったくのデマと分った。その時、公安官に追われて殺し屋スタイルの下谷と上野が食堂車に逃げこんできた。喜一は二人を叩きのめした。京都駅で、サヨ子をあきらめたげんと恭雄が降りた。ヤエ子が捕えられた。彼女がスリとった岸和田の財布を、下谷と上野が持っていたのだ。九分遅れて“こだま”は大阪駅へ到着した。喜一はサヨ子とアイノコ弁当屋を開く決心をした。

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