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海軍横須賀刑務所

  • かいぐんよこすかけいむしょ
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  • 平均評点

    67.4点(25人)

  • 観たひと

    49

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1973
公開年月日 1973/11/17
上映時間 99分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山下耕作 
脚本石井輝男 
原作青山光二 
企画矢部恒 
寺西国光 
撮影仲沢半次郎 
美術中村修一郎 
音楽津島利章 
録音井上賢三 
照明川崎保之丞 
編集田中修 
助監督馬場昭格 
スチール遠藤努 

キャスト

出演勝新太郎 志村兼次郎
赤木春恵 志村ふさ
長谷川明男 西山三吉
山田圭子 西山秋子
松方弘樹 谷口銀造
三上真一郎 カラスの井手
藤岡重慶 黒川三曹
藤山浩二 赤松
佐藤京一 工藤
北川恵一 松井
近藤宏 四班々長
室田日出男 寺坂大尉
山本麟一 牢名主
伊達三郎 青鬼
九段四郎 赤鬼
関山耕司 海坊主
潮健児 桑原
久保浩 夏目
須賀不二男 金田刑務所長
名和宏 団野監守長
中田博久 立山監守
森みつる 夢子
森秋子 牛若
小林千枝 玉子
太田博之 久迩宮朝融王
穂高稔 侍徒武宮の老少佐
菅原文太 滝川少佐

解説

大担不敵で反逆精神旺盛な男が、海軍海兵団に入隊して、上官や刑務所監守を相手に大暴れする姿を描く。原作は青山光二の小説『喧嘩一代・帝国海軍なんのその』。脚本は「現代任侠史」の石井輝男、監督は「山口組三代目」の山下耕作、撮影は「やくざと抗争 実録安藤組」の仲沢半次郎。

あらすじ

昭和6年、志村兼次郎は横須賀海兵団に入団した。海兵団での日課は厳しく、猛訓練についていけない新兵に対する古参兵のしごきが情容赦なく行われた。頑健な兼次郎や要領のいい谷口銀造はなんとかそのしごきから逃れていたが、運動神経の鈍い西山三吉は、いつも激しい制裁を加えられた。ある日、兼次郎は、西山を不憫に思い、自から制裁を買って出るが、逆に生意気だと、黒川ら古参兵の怒りを買うことになった。そんなある日、皇后陛下の兄に当る久迩宮融王という若い海軍中尉が、陛下からの賜りものの懐中時計を便所に落して困っているのを、偶然通りがかった兼次郎が拾い上げてやった。大変感謝した久迩宮は、兼次郎を宮邸に招待する程の気に入りようだった。だが、兼次郎のこの行為は士官の機嫌を損ねることになり兼次郎は集中的に制裁を加えられた。だが、西山が下士官が通っている女郎に手紙を出したことから激しい制裁を受け、耐えきれず自殺した、ということを知った兼次郎は、ついに勘忍袋の緒を切り、黒川ら古参兵を叩きのめし、隊長の両腕を叩っ切ってしまった……。兼次郎は、海軍横須賀刑務所、通称“本家”へ送られた。刑務所長の金田、監守長の団野等の横暴さに抵抗する兼次郎を庇うのは、同じ房で終身刑を言い渡されている滝川少佐だった。だが、金田たちは意地でも兼次郎を抹殺しようと企んだ。囚人たちの食事に下済をまぜ、下痢をおこさせた後看護当番に下痢どめ薬を配らせ兼次郎には劇薬を含ませる、というのである。その看護当番には、囚人の桑原にやらせるが、根が純情な桑原は失敗してしまう。兼次郎が怒るのより早く、囚人たちが、所長のやり口に憤慨し暴動を起した。暴動が頂点に達した時、突然久迩宮が現われた。彼は頂度勃発した上海事変に、勇気と度胸のある兼次郎と、兵学校の先輩として尊敬している滝川の出動を申し渡しに来たのだった。かくして兼次郎は上海に向け出動することになった。

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1973年12月上旬号

日本映画紹介:海軍横須賀刑務所