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日本侠客伝 刃

  • にほんきょうかくでんどす
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  • 平均評点

    64.2点(58人)

  • 観たひと

    86

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/4/28
上映時間 97分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小沢茂弘 
脚本笠原和夫 
企画俊藤浩滋 
日下部五朗 
撮影吉田貞次 
美術鈴木孝俊 
音楽津島利章 
録音野津裕男 
照明増田悦章 
編集堀池幸三 
助監督清水彰 
スチール中山健司 

キャスト

出演高倉健 鉄砲松吉
十朱幸代 稲垣小芳
藤浩 稲垣伸太郎
辰巳柳太郎 山田黒兵衛
池部良 御家政
大木実 青山圭介
山本麟一 
玉川良一 
汐路章 
有川正治 八貫徳
阿波地大輔 北海熊
野口貴史 次郎
白川浩二郎 彦七
青木卓司 万十
小峰一男 桑原忠助
渡辺文雄 本堂雷山
小田部通麿 神保小四郎
林彰太郎 馬場勇作
楠本健二 島田虎次郎
京町一代 きくの
西岡絵里子 千代乃
小島恵子 小鈴
国一太郎 野呂
平沢彰 石丸
那須伸太朗 寺田
香月涼二 成瀬東一郎
唐沢民賢 大垣大二郎
丘路千 五郎
加藤博 留吉

解説

「日本侠客伝」シリーズ第十作目。脚本は、「博奕打ち いのち札」の笠原和夫。監督は「女渡世人」の小沢茂弘。撮影は「博奕打ち いのち札」の吉田貞次がそれぞれ担当。

あらすじ

明治二十年、九州博多の馬車会社の車夫松吉は、土地で事件を起こして、北陸金沢へ流れてきた。空腹のために動けなくなった松吉を優しく介抱したのは、稲垣芳恵だった。芳恵の父は維新前は武士だったが、米の仲買いに失敗し割腹した。芳恵は、弟の伸太郎に医学の勉強をさせるために、自ら小芳と名を改め芸者にでた。やがて松吉は、黒兵衛の経営する北陸逓送馬車会社で働くことになり、小芳を身請けするため、一心不乱に働いた。やがて代議士の青山が帰郷し、博徒上りの本堂がひきいる救国社から身を守るために黒田に護衛を依頼した。その頃、政治運動に走った伸太郎は救国社に加入し、青山の命を狙っていた。悲しみに沈む小芳のため、松吉は救国社に殴り込み、伸太郎を連れだした。こうして松吉は金沢を去った。それから五年。第二回衆議院総選挙は野党に大弾圧が下され、全国で死者数百人を数え、金沢は最大の激戦地だった。白昼公然と白刃をふるう救国社を警察は見て見ぬふりをし、北陸逓送は、青山の後援をしていることが政府に知れ倒産した。黒兵衛も病床に倒れ、青山も苦戦しながら小芳の料亭きく乃をアジトに選挙活動を続けていた。金沢に戻った松吉は、二人のために陰の力になることを決心した。やがて、黒田は本堂に殺され、青山も傷ついた。松吉の怒りは爆発した。救国社に殴り込んだ松吉は、本堂を斬り、かつて男の絆で結ばれた御家政と対決した。二人は抱き合うように重なり息絶えた。

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1971年5月下旬号

日本映画紹介:日本侠客伝・刃(ドス)