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俺の選んだ女

  • おれのえらんだおんな
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  • 平均評点

    75.0点(1人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1976
公開年月日 1976/12/11
上映時間 86分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督児玉進 
脚本花登筐 
製作花登筐 
梅浦洋一 
製作補新野悟 
撮影宇野晋作 
美術斎藤嘉男 
音楽渡辺岳夫 
録音吉岡昇 
照明松田清孝 
編集池原文雄 
製作担当大出凱理 
助監督宮本淳郎 
製作協力テアトル・プロダクション 
製作宣伝林醇一 

キャスト

出演竜雷太 角筈亘
松原智恵子 湊陶子
浪花千栄子 祖母久江
加東大介 吉岡刑事
矢野間啓治 山根
松原麻里 岩田一子
宮口精二 易者
清水将夫 鷲尾重役
三条美紀 妻文江
小林亜紀子 長女茜
水谷邦久 長男高志
見明凡太朗 湊三右衛門
三宅くにこ 妻りく
沢村貞子 節江
大村崑 源さん
平田昭彦 黒田
三角八郎 赤井
北浦昭義 おでん屋の英二
夏海千佳子 その女房美代
水上竜子 女給風の女
三枝美恵子 アパートの女
臼間香世 アパートの女
谷幹一 平藤
多田きみ子 トルコ娘
渥美國泰 北条理事
水町千代子 その夫人
平井岐代子 老婦人客
山崎唯 司会者
久里千春 アベ・トキ

解説

戦災孤児として育ち、自分の腕一本を頼りに、たくましくガムシャラに生きる主人公と、美しい京女との恋、顔も覚えていない母親探し、それを応援する周囲の人々との交流を描いた人情喜劇プラス商魂ドラマ。脚本は「喜劇 おめでたい奴」の花登筐、監督は児玉進、撮影は宇野晋作がそれぞれ担当。

あらすじ

角筈亘、二十九歳、SS広告社長。戦災孤児としてただ一人、腕一本で生きてきた男。目的のためなら体当りでぶつかり、どんな事でもする。それが肌で感じとった亘の人生哲学なのだ。しかし、なんとか会社の売り上げを伸ばそうとする亘のやり方は突飛すぎて、警察には頭痛のタネ。そんな亘の恋人・陶子は京女。猛スピードで行動する亘とは正反対のスローペース、いうなれば、古風で優雅な京女そのものなのだ。その陶子の母が二人の結婚にストップをかけて来た。陶子の家柄には、戦災孤児は困るというのだ。せめて、両親の名前だけでもはっきりしなければ、絶対に結婚させないというのであった。昭和二十年四月、空襲の翌日、亘はたった一人で新宿・角筈の四つ角にたっていた。そんな自分がどうやって両親を探せばよいか。亘は悩んだ。そしてその亘に新たに大手の広告代理店が圧力をかけてきたのだ。さすがの亘も今度ばかりはまいってしまった。そんな亘をしった激励してくれたのが吉岡刑事であり、あのおしとやかな陶子であった。陶子は彼のために両親をかならず探し出すことをちかい、奔走するのであった。そんな時、亘は陶子から寿生命が新宿に高層ビルを建てることを聞いた。あの手この手をつくして彼は、重役に会い、必死に高層ビルの宣伝企画案を売りこむのだった。そして陶子から、母親らしい人がみつかったとの朗報がとどいた。しかし、その人は亘の母親ではなかった。しかも、重役との約束を捧にふってしまった彼は、テレビを利用して、親探しという名目でSS広告の名を全国にアピールすることにした。そして、重役には、そうした手段を選ばぬ宣伝の仕方が反感をかってしまった。彼は裸一貫から出なおすことにした。まず母親から探し出すことにしたが、やっと探し出した母親は、なんとその鷲尾重役の夫人になっていた。今の生活を必死にまもろうとする母親の姿には、亘の探しつづけた母親はいなかった。しかし彼には、今では結婚をゆるされた陶子がいる。亘の心は希望に燃えるのであった。

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