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名花サッフォー

  • めいかさっふぉー
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 ドイツ
製作年 1921
公開年月日 未公開
上映時間
製作会社 ウーファ=ウニオン
配給 イリス
レイティング 一般映画
アスペクト比 1:1.33
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 無声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

この映画は1921年9月にベルリンで封切りされた。(「寵姫ズムルン」は1920年8月、「パッション(1919)」は1919年9月にそれぞれ封切りされたもの。)原作と監督は「快傑ダントン」「オセロ(1922)」等を監督したディミトリ・ブコウスキー氏の手に成った。フランス国のアルフォンス・ドーデー氏原著の『サッフォー』では無い。主役はポーラ・ネグリ嬢で、相手には「ファントム」「スワリン姫」「ドクトル・マブゼ」その他に出演したアルフレッド・アベル氏、「ゴーレム」出演のアルバート・シュタインリュック氏、「ヴェリタス」等出演のヨハネス・リーマン氏等が出演する。米国ではゴールドウィンが“マッド・ラヴ”と改題して紹介した映画である。無声。

あらすじ

その妖艶の容姿を見ては、男と云う男は誰でも彼女の足もとに身を投げ出すと云われているサッフォーと云う美女があった。精神病院に入った兄を訪ねて田舎から出て来たリシャール・ド・ラ・クロアはオペラ劇場でサッフォーを見て烈しい恋に陥ち、田舎に待つ許嫁の娘を忘れてサッフォーと共に温泉に行き歓楽の日を送った。かつてサッフォーに棄てられたジォルジュはリシャールに彼女の素性を語った。今精神病院で惨めな日を送っているリシャールの兄アンドレの気が狂った原因はサッフォーに対する嫉妬の為であると知り、リシャールは努めて彼女を忘れようとした。田舎に帰って許嫁と結婚の式を挙げたけれど、憎もうとしてもやはりサッフォーが恋しかった。その席からリシャールはサッフォーを求めて都へ来て、オペラ劇場で彼女を発見した。その時欺かれた女を呪う彼の兄アンドレが病院を逃走してここへ来た。アンドレの爪は美しいサッフォーの頬に突き刺された。

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