ハイスクールに通っているマコーレイ家の長女ゲイル(アン・ブライス)は近所のテレヴィジョン店のチャック(ファアレイ・グレンジャー)と、親(ドナルド・クックとジェーン・ワイアット)も許す恋仲だった。妹のジョーン(ジョーン・エヴァンス)もチャックに横恋慕していたが、彼女は夏休みのアルバイトに出るため出生証明書を探すうち、姉のゲイルが養子であることを発見した。ゲイルの18歳の誕生日、パーティーでチャックとばかり踊りたがったジョーンをゲイルがたしなめると、言いつのったジョーンは姉の秘密に口をすべらせてしまった。呆然としたゲイルは両親に真相をただし、実母(アン・ドヴォラク)に逢いに出かけた。子供を産んだことを隠していた実母との会見は惨めな結果に終わり、失意のゲイルは不貞くされてチャックの忠告に耳もかさず、ついに父から頬を打たれるようなことになった。翌日の卒業式に一家はあげて参観に出かけ、気をとり直したゲイルも卒業演説で家庭の平和を述べた。マコーレイ家にはもとと変らぬ明るさが立ち戻った。